実家の近くにある会館での告別式。
兄は沢山のお花に囲まれ、大勢の人達に見送られた。
年末ということもあり、帰省していた人達もいて、250名ほどの参列者であった。
しみじみと義兄と義父母の人柄が伺える。
義兄を乗せた霊柩車が自宅をから告別式の会場へ向かう最中も、道中のあちこちに、お数珠を手にお見送りをしてくださる人々がいた。
今まで見たことのない田舎の風習に、私と息子達は感無量で涙が溢れた。
父の時でもない、母の時でもない、また違う悲しみを感じる私であった。
一昨年、義父が心臓にペースメーカーを入れる手術の際、心配して義兄の携帯に電話をした私に、
「なぁに、大丈夫や。お前らは何も心配せんでええ。こっちのことは俺に任せとけ。」と言ってくれた義兄。
「あんちゃん!男前やん!」と私。
私と電話で話すたび、「俺の香典は生きてる内に送ってくれ~」と冗談ばかり言ってた義兄。
その度に「そんなん言う奴に限って長生きすんねんで!」と、私は言い返していた。
それなのに…
こんなに早く逝ってしまうなんて…
あんちゃん!話が違うやん!
生きてるあんちゃんにもう一度会いたかった。
しかし、息子を亡くした義父母は、私の何倍も何十倍もの深い深い悲しみに堪えているに違いない。
そして、義兄は、両親のこと、妻のこと、子供達や孫達のことを心配しながら、無念であったに違いない。
兄は沢山のお花に囲まれ、大勢の人達に見送られた。
年末ということもあり、帰省していた人達もいて、250名ほどの参列者であった。
しみじみと義兄と義父母の人柄が伺える。
義兄を乗せた霊柩車が自宅をから告別式の会場へ向かう最中も、道中のあちこちに、お数珠を手にお見送りをしてくださる人々がいた。
今まで見たことのない田舎の風習に、私と息子達は感無量で涙が溢れた。
父の時でもない、母の時でもない、また違う悲しみを感じる私であった。
一昨年、義父が心臓にペースメーカーを入れる手術の際、心配して義兄の携帯に電話をした私に、
「なぁに、大丈夫や。お前らは何も心配せんでええ。こっちのことは俺に任せとけ。」と言ってくれた義兄。
「あんちゃん!男前やん!」と私。
私と電話で話すたび、「俺の香典は生きてる内に送ってくれ~」と冗談ばかり言ってた義兄。
その度に「そんなん言う奴に限って長生きすんねんで!」と、私は言い返していた。
それなのに…
こんなに早く逝ってしまうなんて…
あんちゃん!話が違うやん!
生きてるあんちゃんにもう一度会いたかった。
しかし、息子を亡くした義父母は、私の何倍も何十倍もの深い深い悲しみに堪えているに違いない。
そして、義兄は、両親のこと、妻のこと、子供達や孫達のことを心配しながら、無念であったに違いない。