ゲスト加藤登紀子さんです。
アコさん 「オトキがまさか来てくれるとは思わなかった。」
加藤さん 「ほろ酔いコンサート初日なの・・・」
アコさん 「あなたさ歌う前にいいの?こんな番組に、こんな番組って失礼だけど
来て頂いて・・・」
カッキー 「呼んどいていいのって・・・」
加藤さん 「調度いいのよ、今年は読売ホールなの・・・」
アコさん 「日比谷じゃないわけ」
加藤さん 「あのね新宿でやってたけど元は日劇ミュージックホールで・・」
アコさん 「あたしと言ってることと全然違うね」
加藤さん 「今日初日でこれから入るんだけど、その前にちょっとここでけいきつけて行こうと・・・」
アコさん 「本当ありがたいんだけど、歌の前にこうゆうバラエティ形式のラジオとか出ると
雰囲気変わらない?」
加藤さん 「調度いいですよ。ほろ酔いコンサートですから、ゲストに出てくれない?」
アコさん 「あたし出たら大変よ、飲んでいいの?」
加藤さん 「飲んでいいの・・」
カッキー 「悪酔いコンサートになっちゃう・・・」
カッキー 「だから、ほろ酔いコンサートはいくら飲んでもいいの」
アコさん 「オトキも飲むの?・・・」
加藤さん 「それで1000回のお祝いにアッコさんに持ってきたの」
アコさん 「あっそう ありがとう オリジナルの?」
加藤さん 「1968って言うお酒を造ったの」
アコさん 「1968って、それ何か意味あるの?」
加藤さん 「これもあとでゆっくり話します」
アコさん 「そんな時間ないわよ」
加藤さん 「本番の前までここで・・・」
アコさん 「今本番だよ・・・」
加藤さん 「違うって私の本番・・」
アコさん 「オトキのこの字がね、野に咲く花がたとえ枯れ落ちても希望の種は咲き続けていると、
昔はよくね、こうやって、おはがきとか手紙頂いてたの」
カッキー 「凄い素敵な字書かれるのですね。」
アコさん 「ネッ!味があるというか、あたし字とかよくわかんない・・・」
加藤さん 「読むのが今ちょっと大変そうでしたね」
アコさん 「目がもうね視力が・・・」
カッキー 「でも、アコさんこの番組もうパートナー8年ぐらいやってますが、一番最初に驚いたのは、
加藤登紀子さんのことをアコさんがオトキって呼ぶこと、結構衝撃的だったんですよ」
加藤さん 「もしかしたら、きっかけ作ったのアッコさんじゃない?」
アコさん 「本当? わかんない」
加藤さん 「私が最初に鮮烈に覚えてるのは、69年の秋なの、松山のキャバレーで、」
アコさん 「そうそう・・」
加藤さん 「私が、一人寝の子守唄を歌ってた年で、ツアーをしていて着てる服まで覚えてるのよ、
私は花がいっぱい付いたワンピース着てたの、松山でコンサートしてて、
アッコさんが松山のキャバレーで歌ってたの知って、コンサート終わって
バンドの人たちみんな連れて行こう!!言って大勢で押しかけたわけ!」
カッキー 「加藤さんなんで行こうと思ったんですか?」
加藤さん 「だってアコさんの歌聞きたかったからよ!!」
アコさん 「それで私ステージに上げたのよ」
加藤さん 「だってその頃大スターよ、どしゃ降りが大ヒットの頃よ客席で、ヤンヤ、ヤンヤ
騒いでたら、何やらオトキが来てるらしいって、そんなこと打ち合わせ何も
してなかったのステージの上で、それが直接会った初対面のときだったの・・・」
アコさん 「初対面だったっけ?覚えてないのよー」
加藤さん 「じゃないのかな、でもほとんどちゃんとね2人で1対1の関係で会ったのは
あのステージが最初の気がする、それでそのステージの上で歌ったのね・・・
何より一番あのときの印象は背の高さが違いすぎちゃって、マイク1本しかなくて
困っちゃったのよ、そのときの写真残ってる、コンビ組んだら売れそうーな
大きいのと小さいので・・・」
アコさん 「お客様大喜びだったんだから、その時もこちら東大出身、私大阪の警察にお世話になった人間、
何かキャバレーだから好き勝手言えるから」
カッキー 「こんなにタイプの違う2人がどうゆう所が波長が合うのでしょうかね?」
加藤さん 「やっぱり警察ってとこじゃない?」
アコさん 「オトキの店が新宿にあるときなんか、ベロンベロンに酔っ払っちゃって、その筋の人と
喧嘩しちゃって・・・」
加藤さん 「お世話しましたよ・・・」
アコさん 「お亡くなりになったご主人があたしを好いてくださって・・・」
加藤さん 「同じ関西でもあるし、もうあいつって言って、失礼しますけどね、
あいつ元気かみたいな、私より何か兄弟のような感じ、それで私の夫が警察に永く
お世話になって、そのときに凄い寂しいって、お前慰問に歌いに来ないかって
言われたの私が、刑務所に慰問に行きたいと申し込んだんですけどね、
ご主人が中に入ってるときに、奥様が歌いに来るってちょっと問題だって、
それはだめなんですって、もし出所された後に来てくださいと、そのときに彼が、
和田アキ子に頼んでくれって、絶対あの子なら来てくれるってもう信じてるんですよ。
私はちょっと言い出せなかったんですよ、今初めて・・・」
アコさん 「オトキの家でよく飲ませてもらったし、それでオトキの子供も家に来て、
ものすごくごはん食べるのよ、おかわりおかわりって、びっくりしたよ。
加藤登紀子ってやっぱり生活苦しいんだって、ものすごく食べるから・・・」
加藤さん 「あの頃、家は麦飯でアコさんの所行ったら白米だったので狂喜乱舞しちゃって・・・」
アコさん 「もう喜んじゃって、おかわりおかわりって言うから、食わしてないんだって・・・
あとで聞いたら麦飯だって、今や麦飯とか五穀米とかいろいろありますから
早かったねオトキの所は、自然米というか・・」
加藤さん 「彼は中で麦飯だったじゃないですか、出所してからも続けたいと、必ずそうしてくれと
でも、世の中に麦って言うものがなかった。今は健康食ブームで買えるけど、
お米屋さんに買いに行くわけ、あの頃まだ米穀通帳の時代でした。
出所のとき米穀通帳もって迎えに来てくださいと、というのは出所とともに
この人はお米が必要だと通帳を有効にしなくちゃいけないので、
近所のお米屋さんに麦買いに行ったら、麦を叩いて黒い線を見えなくしろくした平らな
麦が売られてた、74年頃かな?」
アコさん 「そんなことしてて、一番おしゃれだったのは、私が20周年の時に
東京の全日空でして、どなたのご挨拶もない時に、オトキが当時のカセットテープに
何もあげるものがないから、これ昨日思いついたのっていうのが、
あの『今あなたに歌いたい』なのです。
カッキー 「凄いですねーちょっと今流れてきましたが・・・」
アコさん 「これはやっぱり私にとって宝物ですよ。」
加藤さん 「もうそれはうれしいですね本当にあたしねやっぱりひとしおの想いが
あったんですよ、アッコさんの20周年には、パーティーにもよばれてるんだけど、
何をどうゆう風にお祝いを言ったらいいのかなーといろいろと思って、
出合ったのはデビューのときだから、それで前の晩に思いながら寝たら
寝ている間にこの歌がでてきた・・・」
アコさん 「そうなんだって・・・」
加藤さん 「それも夢の中でちゃんとアッコさんの声で聞こえた歌なの」
アコさん 「凄いでしょう、ぞっとするでしょう・・・」
加藤さん 「それで目を開けちゃうと消えちゃうから目をつぶったまま、ワンコーラス、
ツーコーラス仕上がるまで目をつぶって開けると消えちゃうといけないんで、
もうちょっとコートを着て、仕事部屋のあるところに行って、メロディーを
確かめて、デモテープを録って贈ったんですよ。
これはアッコさんの声で聞こえてきた歌だから、できちゃってたんですよ。
夜中に・・・」
アコさん 「タイトルは和田アキ子に捧げる歌だったんですよ、今あなたに歌いたい
じゃなかったんですよ。
なんでこのタイトルになったか分からないんですよ。」
カッキー 「アコさんはその歌聞いたときは凄いと思ったわけですか?」
アコさん 「あのまだ若かったから、思い出に何をあげよう、過去形だから、通り過ぎた
歳月なんて、いけいけの時やから・・・」
加藤さん 「わかった、アコさんその時何て言ったか教えてあげようか」
アコさん 「何ですか?」
加藤さん 「これまだ歌えないって、死に際までとって置いていい?って・・・
まだ死なへんし、今ちょっと歌えへんわーって」
アコさん 「本当に詩って言うのは、重要じゃないですか、紅白はいつもこの歌うたって
くれって言うんですよ。」
カッキー 「1998年のあのシーンが伝説的になってるから・・・」
アコさん 「あーOFFマイクでうたったのね・・・」
加藤さん 「あたし本当に見ながら泣きましたよ」
カッキー 「加藤さんがアコさんにあげてから10年経ってから歌ってるんですね」
加藤さん 「その間にレコーディングするんだったら、今あなたに歌いたいにしてくださいって」
アコさん 「あーなるほどなるほどー。
これはもう自分がここだって言うときしか歌いませんから、ただの電気で、
電気つけただけで見れるようなテレビではもったいない。」
加藤さん 「マイクをOFFった声を電波に録ったNHKの人の努力も凄い」
アコさん 「あれ凄いでしょう、大変だったのよ、客席の集音マイクで拾ったの、
30周年のときレイチャールズとのとき、国際フォーラム5千人の前でも
歌えてるからNHKホールでも届くはずだからと、それでもテレビだからさ
通さなきゃいけないじゃない、生の声じゃだめだから、それで集音マイク
普通のマイクだとハウリング起こしたり・・・いやーだから宝物ですよ。
だから大先生なんですよ」
カッキー 「オトキなんですよ、それも先輩なんですよ」
加藤さん 「私もちょっと歌わしてもらったの、ちょっと歌っておきたいなーと思って」
アコさん 「あーっ聞きたかったわー」
加藤さん 「でもしょっちゅうライブでは歌ってないの、ここぞっていうときしか、
でもリクエストはいっぱいあるの」
アコさん 「やっぱり、作った人が一番上手いからね。」
加藤さん 「そんなことないのよ、その生まれたときのイメージはアッコさんなんだから」
加藤登紀子さんほろ酔いコンサートは1971年から37回目
アコさんがもらったお酒1968 アコさんのデビューした年でもある。
加藤登紀子さんのCDも1968 ぜひ聞いていただければ・・・。
1曲目 「 1968 」 加藤登紀子さん
CM
12:00
加藤登紀子さん居心地よく?12:00前帰る予定がいらっしゃいます。
曲が流れてるとき、加藤さん先輩だと言われるけどアコさんにすごく救ってもらった部分が
あるのよと言ってたそうです。
加藤さん芸能界が不得手でアッコさんがいてくれてるだけでうれしいとの事です。
森繁久弥さん「知床旅情」の話し。
来年50周年の歌です。
それまで生きててくれれば・・・できたら100歳まで生きてほしかった。
遊びのつもりで出したアルバム「日本哀歌集」に入れた1曲
その中で知床だけがヒットしてしまった。
森繁さんの許可なく歌ってて、レコードができたとき、偶然新幹線で森繁さんに会い、
これできてるんですと「知床旅情」のドーナツ盤を渡し、許可もらう。
コンサートのとき「ひとりねの子守唄」をギターで歌うとき知床旅情も歌ってた。
レコード渡した後会った時、聴いたよと、あまり上手くはないねと、でも心が感じられるよと
でも歌詞が、2,3箇所間違ってると、僕も適当に歌ってるからと・・・。
最後「白いかもめよー」が「白いかもめをー」だそうです。
だんなさんが歌ってるところから覚えて歌ったので、彼が間違って歌ってたからのようです。
聞き間違いのままレコードにしたのです。
森繁さんは大先生って言うより父親って感じがしてたそうです。
2曲目 「知床旅情」1972日比谷野音ほろ酔いライブ盤より
CM
小倉智昭さんが大きな花束を持ってお祝いに来てくれました。
この大きな花束の前のがよかったとアコさん。
徳光和夫さん病院検査で遅れてます。
3曲目 「今あなたに歌いたい」
CM入る前
徳光和夫さんいらっしゃいましたのカッキーの声の遠くでアコさん「やっぱり飲んでたんだ」
と聞こえました。
CM
おまかせセブンイレブン 弁当350円以上50円引きです。
ゲスト徳光和夫さん
徳光さんの顔見て安心して加藤登紀子さんコンサート会場へ。
病院検査で待たされ遅れてきたようです。
徳光さん 「この後はバトンタッチいたします。
タクシーの中で実況中継しようかと、今調度桜田門を右に見まして、
お堀が見えてきました。
そしたらかっこいんじゃないかと・・・」
アコさん 「それ面白かった」
徳光さん 「失敗したよね」
アコさん 「そいでニッポン放送を今通り過ぎようとしています、それでは皆さんさようならー」
徳光さん散歩中よくいいかげん聞いてて公衆電話からかけてくれて、868回目王さんの
ホームランと同じ数のとき「今あなたに歌いたい」がかかって、散歩しながら聞いてて、
駅の公衆電話から代表にかけるのでスタジオにつながらず、かけなおしてくださいと
言ってるうちに番組が終わってしまってた。
徳光さん携帯持ってないから。
アコさんとは1972年スタートの「うわさのチャンネル」からの付き合いです。
池ノ上のアコさんの家にお邪魔して泊まったことも何度かあったそうです。
アコさんは感動した手紙とか大事にとってあって徳光さんカメラないのに感動して泣いて
キューがないと泣けないはずなのに・・・。
フリーになって21年
うわさのチャンネルで初めてバラエティの実況中継でした。
徳光さんより沖縄那覇往復航空券くれると、那覇ペアチケットということで、
なはなは、いいかげんにせんだかいということで、そういうしゃれで持ってきたそうです。
アコさん 「せんだの話しやめてくれます。
そう言えばせんだ来ないのめずらしいね。
いつも来るのにねー。」
徳光さん 「リスナーの方にプレゼントです」
アコさん 「ちょっと待ってください、よくそんなこと言えるわ、個人的にくれたと思ったら」
カッキー 「アコさん投げるのやめていただけますか?ごめんなさいごめんなさい
アコさん露骨に嫌な顔しましたよ」
アコさん 「私だってほしいですよ、チエッ!!めっちゃ喜んだのにリスナーの人にですか?
言ううてしもうたじゃないですか」
カッキー 「アコさん残念ですが私が預かりますから」
アコさん 「テレビだったらさ今のところカットしてってさ12:46絶対カットできへん
生で言うてしもうた・・・」
カッキー 「アッコさんそんなに嫌がると祝杯ムードが台無しになりますから・・・」
アコさん 「プレゼントありがとうございました」
徳光さんは歌手和田アキ子の大ファンでコンサートは必ず見にきてくれる。
来てくれるのはうれしいけどやじがうるさい?
アルバムでコーラスガールのコメントもらってます。
徳光さんは音楽をよく聞きに行ってるそうです。
今年はお孫さんと嵐のコンサート最前列で見たそうです。
1/16放送で徳光さんから頂いた沖縄ペアチケットプレゼントあります。
CM
「もう一度ふたりで歌いたい」流れてる中・・・紅白で歌います。
アコさん 「私は本当幸せもんですね。
もちろんリスナーの皆さんがいるから1000回約20年間やってこれたんですが・・・
自分の事務所はいいとして、いざわ社長とかユニバーサルとかもちろんテイチクも
ですが、そんな方々にもお世話になってるんだと・・・」
徳光さん 「人徳だよ、人徳!! 怖いから来てるんじゃないんだよ、人徳だよ」
アコさん 「本当に勉強も何もしてないのにみんなに教えてもらって・・・
徳光さんから私を代弁してリスナーの皆様に感謝の気持ちで目録を頂いたのに
私の邪悪な心で自分がもらえるもんやと思って・・・」
カッキー 「リスナーの皆さんはその邪悪も含めて愛してくれてますから、アコさんのことを」
徳光さん 「上手い事言うねかきちゃんも」
徳光さん目録書いてくれました。
沖縄ペア旅行券
涙のジャイアンツ親父徳光和夫
アコさん 「本当ありがたいですね
徳光さん年明けたら、あらためていらしてください。
トクさん来年はぜひゴルフ連れて行ってください」
徳光さん 「行きましょうね」
アコさん 「そして一緒に飲みましょう」
徳光さん 「飲んでもいいんですか?」
アコさん 「はい大丈夫です、
早めに帰しますから・・・
本当に今日はありがとうございました。」
徳光さん 「こちらこそ失礼いたしました、非礼をお許しください」
アコさん 「いえいえ」
アコさん 「それでは皆さん体調にくれぐれも気をつけて楽しい年末、新年をお迎えください。
今年も一年ありがとうございました。」
アコさん、カッキー、徳光さん
「よいお年を!!」