【コベントリー（英国）＝奥山次郎】ロンドン五輪に出場するサッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は２２日、試合会場のあるコベントリーのグラウンドで英国入りしてから２日目の練習を行った。
練習には代表１８人とバックアップメンバー４人の２２選手が参加し、冒頭の１５分間以外を非公開として約２時間行われた。
試合形式で主にセットプレーやサインプレーを確認したもようで、佐々木監督は「公開しても構わないんだけど、選手は集中していた」と述べた。
練習場には複数のグラウンドがあり、隣接する施設ではなでしこが五輪１次リーグで対戦するカナダと南アフリカも練習。
呉越同舟の状況にも佐々木監督は「他国の関係者に会ったらあいさつぐらいするよ。
同じサッカー仲間だもん」とリラックスした様子だった。
チームは１９日のフランス戦で完敗したショックを引きずっておらず、長めの練習時間に沢は「すごく疲れた。
でもＷ杯のときもこんな感じだった」と笑顔。
佐々木監督も「みんな動きにキレ味があった。
最高のスタートが切れそうだ」と満足そうだった。
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