6月俳句
2017-07-02 | 日記
どくだみや雨に憩ひて眠りたり
首振りの角度確かむ扇風機
フレアーのスカート出番梅雨晴間
夏衣の娘の弾く腕やバレリーナ
供えたる白百合ぽんと咲きてをり
線香に花茣蓙の香混じりたり
図書館の門番するや立葵
梅雨寒や車道に響く水の音
紫陽花や願ひの数を色にして
革命のエチュードなるか男梅雨
アイスコーヒーため息共に溶かしたり
窓塗らす五月雨と聴くドビュッシー
夏祓前夜の豪雨上がりたり
湧きいでし雲の白さや半夏生
首振りの角度確かむ扇風機
フレアーのスカート出番梅雨晴間
夏衣の娘の弾く腕やバレリーナ
供えたる白百合ぽんと咲きてをり
線香に花茣蓙の香混じりたり
図書館の門番するや立葵
梅雨寒や車道に響く水の音
紫陽花や願ひの数を色にして
革命のエチュードなるか男梅雨
アイスコーヒーため息共に溶かしたり
窓塗らす五月雨と聴くドビュッシー
夏祓前夜の豪雨上がりたり
湧きいでし雲の白さや半夏生