MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

Artwork in NIPPON BUDOKAN

2013-01-19 01:11:11 | Weblog


先日配信開始されたばかりの、

『OFFICIAL PIRATES MIX CROSSOVER 12-13』の2DAYS音源、12.30Version。


  

ライヴ後の箇条書きレポートでも綴った話だけれど、

"The Distance After Midnight" のギター・ソロ2:19~と、

そして、~2:43の一音から始まる、ギターの叫びにはやられたという人も多のではないだろうか。


武道館の天井をも突き抜けたであろう、そんな叫びは、

一滴(ひとしずく)の揺らめきを感じる、その一音を合図に刻まれた。

まるで滴が落ちた水面(みなも)に浮かぶ波紋を見るかのように、

聴き手に壮大なるインパクトという残像を残す。

余韻は冷めやらぬけれど、

既にそのインパクトは消えさり、

そして、それぞれのざわめきだけが、その時を支配したことだろう。

Y.T.氏が、"The Distance After Midnight" で魅せたギター・ソロは、

圧倒的なテクニックと、そして、360度客席日本武道館に負けないくらいの、

パノラマチックなセンスを魅せ、

俺達に、自身のアイデンティティーとして、それを誇示したのではないだろうか。

そして、"ボス氷室京介" も魅せる。

そう、

歌詞の改変の話だ。

オリジナル:「叶わぬ夢と知りながら人は愛を叫んでいる」

改変Ver:  「叶わぬ夢と人は知りながら愛を叫んでいる」。

30日に氷室が歌ったその歌詞は、

まるで変種した倒置法を感じさせるかのごとく、

その想いを言葉に乗せて、切なる意味を感じさせたのではないだろうか。

心に響く言葉は、この世界観を作り上げた首謀者の一人でもある、

TAKURO氏(GLAY氏)の感性までをも握り絞めたかのように、

全てが氷室京介の音楽という、同じベクトルの下に集結して、

揺るぎなき『ライヴ・ミュージック・アート』とという作品となり、

俺達の前に提示されたのである。




※現時点で、「YT」表記が正解なのか、
 「Y.T.」が正解なのか、はっきりしていません。
 KING SWINGのインタビュー等では「Y.T.」表記だったので、
 こちらとしてはそれが正解かと思っていたのですが、
 先日の日テレNEWS ZEROでは、「YT」と紹介されていました。
 白黒はっきりするまで、もうしばらくお待ちください。










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