先日配信開始されたばかりの、
『OFFICIAL PIRATES MIX CROSSOVER 12-13』の2DAYS音源、12.30Version。
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ライヴ後の箇条書きレポートでも綴った話だけれど、
"The Distance After Midnight" のギター・ソロ2:19~と、
そして、~2:43の一音から始まる、ギターの叫びにはやられたという人も多のではないだろうか。
武道館の天井をも突き抜けたであろう、そんな叫びは、
一滴(ひとしずく)の揺らめきを感じる、その一音を合図に刻まれた。
まるで滴が落ちた水面(みなも)に浮かぶ波紋を見るかのように、
聴き手に壮大なるインパクトという残像を残す。
余韻は冷めやらぬけれど、
既にそのインパクトは消えさり、
そして、それぞれのざわめきだけが、その時を支配したことだろう。
Y.T.氏が、"The Distance After Midnight" で魅せたギター・ソロは、
圧倒的なテクニックと、そして、360度客席日本武道館に負けないくらいの、
パノラマチックなセンスを魅せ、
俺達に、自身のアイデンティティーとして、それを誇示したのではないだろうか。
そして、"ボス氷室京介" も魅せる。
そう、
歌詞の改変の話だ。
オリジナル:「叶わぬ夢と知りながら人は愛を叫んでいる」
改変Ver: 「叶わぬ夢と人は知りながら愛を叫んでいる」。
30日に氷室が歌ったその歌詞は、
まるで変種した倒置法を感じさせるかのごとく、
その想いを言葉に乗せて、切なる意味を感じさせたのではないだろうか。
心に響く言葉は、この世界観を作り上げた首謀者の一人でもある、
TAKURO氏(GLAY氏)の感性までをも握り絞めたかのように、
全てが氷室京介の音楽という、同じベクトルの下に集結して、
揺るぎなき『ライヴ・ミュージック・アート』とという作品となり、
俺達の前に提示されたのである。
※現時点で、「YT」表記が正解なのか、
「Y.T.」が正解なのか、はっきりしていません。
KING SWINGのインタビュー等では「Y.T.」表記だったので、
こちらとしてはそれが正解かと思っていたのですが、
先日の日テレNEWS ZEROでは、「YT」と紹介されていました。
白黒はっきりするまで、もうしばらくお待ちください。
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