4月29日にiTunesで配信する、
氷室京介とMy Chemical Romanceのジェラルド・ウェイ氏との共作、
『Safe And Sound』のプロモーションビデオをフルで観た。
黒光りしたキャデラック・コンバーチブルに乗って登場する氷室。
左手を車の外に出し、
片手ハンドルの慣れた手つきで運転するその様は、
まるでウエッサイを走るローライダーのよう。
しかしＰＶのその場所は、
枯れ果ててひび割れた土地・・
そして中盤の氷室の歌いだしと共に起こる天変地異・・・
黒い雨を降らせるそのさまは、
まるで「悪魔」のよう・・・
そう、
まさに、
「黒のキャデラック・デビル」
を操る氷室に相応しいシチュエーションではないだろうか。
それにしても、
このＰＶを観終わった後の清々しさはなんなのだろう・・・
核爆弾を投下された後に降ることでも知られている、
黒い雨・・・
困難にぶち当たっても尚、
歌い続ける者たち・・・
やがて黒雲は消え、
光が差し始める。
暗闇の時を乗り越えたその先にあったのは、
快晴の空だった。
辛いことがあっても時が経てばやがて光が見える・・・
そんなことを語っているようにも感じる最高のPVではないだろうか。
