産経新聞 大阪・浪速中が扶桑社版歴史教科書を採択
大阪市住吉区の私立浪速中学校(木村智彦校長)が来春から使用する歴史と公民の教科書として扶桑社の教科書を採択したことが25日分かった。大阪府内の公私立の中学校で扶桑社の歴史教科書が採択されたのは初めて。
浪速中は歴史教科書について「歴史に対する愛情が深められるように工夫されている」と評価し、公民教科書については「義務と権利をバランス良く記述し、公共の精神をはぐくむことができる」としている。同校の笠井雅美教頭は「わが国の精神や伝統を重んじ、神社神道を建学の精神とする教育方針に合っている」と説明。歴史は来年度の1年生、公民は3年生が使用する。
扶桑社の教科書については、府内では大阪市天王寺区の私立清風中学校が平成14年度から公民を使用。来年度以降も継続採択した。
歴史については、全国でも東京都立中高一貫校や杉並区、栃木県大田原市などが継続採択を決めているほか、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆し約8割が同じ内容の自由社版を横浜市の18区中8区が採択している。
大阪市住吉区の私立浪速中学校(木村智彦校長)が来春から使用する歴史と公民の教科書として扶桑社の教科書を採択したことが25日分かった。大阪府内の公私立の中学校で扶桑社の歴史教科書が採択されたのは初めて。
浪速中は歴史教科書について「歴史に対する愛情が深められるように工夫されている」と評価し、公民教科書については「義務と権利をバランス良く記述し、公共の精神をはぐくむことができる」としている。同校の笠井雅美教頭は「わが国の精神や伝統を重んじ、神社神道を建学の精神とする教育方針に合っている」と説明。歴史は来年度の1年生、公民は3年生が使用する。
扶桑社の教科書については、府内では大阪市天王寺区の私立清風中学校が平成14年度から公民を使用。来年度以降も継続採択した。
歴史については、全国でも東京都立中高一貫校や杉並区、栃木県大田原市などが継続採択を決めているほか、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆し約8割が同じ内容の自由社版を横浜市の18区中8区が採択している。