私は一人っ子だったために実家父母の介護は私が頑張るしかなかった。私は関東、実家は福岡。
厳密に言うと私は養女だった。当時は大変だったけれど今思えば頑張って良かったとも言える。
なのにその無理が祟った、としか思えない。
私は意外と完璧主義で、自分を許してあげないところがあったんだ。
12年前、ちょうど世の中も不況で、育ち盛りの子どもたちの学費もあり、仕事をし始めていた。
実家に帰る回数も減ってきていた。 実家では父はパーキンソン病でその世話を80過ぎた母が担っていた。
負担だったんだろう母は、認知症になってしまった。
父の為に訪問介護にきていたケアマネが母の異変に気付いて、私に連絡をしてくれ、そこから本格的な介護生活に突入した。
一人っ子の私は覚悟していたはずなのに、想定不足から心身を壊してしまったのだった。
そうそう、この時も想定外だった。う~ん、私は基本的に自分の身辺に無頓着だったなぁ。
明日は血液内科の受診日。この病院は12年前の心身を壊した時にも通った病院。その時はノイローゼで体重が30キロ代まで減ったのだった。