虐待を生きぬいて~連鎖を切りたいと願って生きてきた人生と快復~

虐待のサバイバーからガーディナーへ。


大きな樹の根を見つけた。
どんな暴力からも「逃げていい」って伝えたい。

性虐待をうけるってだれの責任?

2013-10-09 17:43:21 | みちえの活動日記
昨日のニュースをたまたま録画でみてしまって・・・・


釧路の裁判所から控訴された性暴力の関連のニュースで、

「加害者のコメント」が放送されたのを聞いてしまった。


「つい、出来心で・・・」と。


裁判をしている人も、尊敬しているしきっと大変だろうと思うけれど

苦しくなるので、関連のニュースは見てなかった。


「出来心?!」と私の中のすべての人格が反応して泣く人、怒る人、私の加害者である父に「なんで保護されてるんだ~~」と怒り狂う人、

「なんで謝ってくれないの~~」と泣きじゃくる人


いや~~、ものすごい反応だった。

重度の認知症になった父に、逢いに行くか否かで、心は揺れていたし、考え中のままだった。


行きたくない気持ちと、行った方がいいのかな?という気持と、逢った時にはきっと支援者になってしまう自分も想像できるから、
その後の自分へのケアが大変だな…って思って。


朝、泣きわめいている私に、「かーちゃんは、無理しなくていいよ」と夫が言いながら、身体をさすってくれて、

「つい出来心」が被害者にとっては一生ものの傷なんだって、


忘れられないし、消えない記憶をなんとか薄くして頑張っている自分に、もっと「私の気持を聞いてよ!!」って思ってんだなと、

自覚した。


なので、

本日のカウンセリングは「父の事で困っている私の行く先」を話す予定だったのだけれど

変更して、「話したいと思ったことを話す私」にした。


話しながら、「こんな感情も持っているんだな~~」って思いながら、いろいろ「私が話したい」って出てくるので、

誰かが一人だけが話すんじゃなくて、それぞれに話したいことを話せるように頑張ってみた。


私の命をつなげてくれた人格だから、それぞれを尊重して、これからも生きていきたい。

だから、


もっと、話すことにした。


とりあえず、2週間に一度、時間を作ってもらいながら、自分語りをしようと思う。


話したりないってことのないように、


今回のカウンセラーさんは、きっと感性が似てるんだと思った。

私の反応してほしいところに、ピッと、反応していたから。

よかったなって思ったよ。

ご近所で、語れる場所ができたね。

10年前は皆無だったけどね、時間って素晴らしい。


今日、三千恵さんは人とつながれるから、それがきっとよかったんですねと言ってもらったことと、人とつながれるのは強さでもありますよと、頑張って生きてきた私のよいところを、お土産にくれた。

もやっとしないカウンセリングは久しぶりです。

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