Minor

モーツァルトの楽曲中、最も有名なものの1つでありながら、その題名を知らなかった

交響曲第40番 第1楽章

厳粛にして壮麗、加えて死をも予感させる哀愁の調べ－ト短調

なるほど、気に入る訳である(笑)
ただ、あまりにも有名過ぎるが故にあえて敬遠していた嫌いが無きにしも非ず....？！

Symphony No.40 in G Minor,K550 ⅠAllegro / Mozart
　

(※動画の演奏はやや感情表現に乏しい　　テオドール・グシュルバウアー指揮 バンベルグ交響楽団の演奏が好ましい)

モーツァルトの交響曲のうち短調のものはこの作品を含めてわずか2曲しかない、というのも今初めて知った


彼の楽曲は短調より長調のイメージが強い
しかしながらその実、彼の真髄は短調にこそあるのではないかと密かに感じている

激しい感情の表出－暗く物憂げな旋律、劇的な展開など負の要素を強く感じさせる作品、ピアノ協奏曲第20番 第1楽章

この楽曲との出会いは実に衝撃的であった
(この曲も短調－怒りと哀しみが綯い交ぜとなった悲壮感漂うニ短調だったことを、今知った)
同時に、納得した
これこそがモーツァルトの隠された苦悩－真の姿に他ならない、と
否、彼だけではない
この曲を聴くとマイケル－とりわけUFO時代の若きマイケルを彷彿させ、目頭が熱くなった

そして－
マックイーンが、新たに加わった


天才は苦悩する
その才能ゆえに(おそらくは)人知れず発達障害を抱えている


Noble Violet

モーツァルト、マイケル、マックイーンは、私にとってほぼ同義に近い存在である




日本人なら謎めいた生涯の知将・明智光秀も........(ぽそっ)