週末の福島は、私の中で定着しましたが、訪れるたびに福島の雰囲気は変化しています。ここ2週間は、何と言っても牛のセシウム汚染の問題です。
第一ステップが何とか終了し、事故の収束に向けて一歩前進しましたが、事故の影響は全く収まっていません。週末、福島に行って、休んでいる暇はないという思いを強くしました。
明日は、何とか二次補正予算の採決に漕ぎ着けましたが、国会審議は前途多難です。議員は誰しも、何がしかやりたいことがあって選挙に挑戦しています。今回も、ほとんどの議員が被災地を訪れ、今こそ何かをやらねばと思ったはずです。それなのに、政府や議会となると、ギアがかみ合わない。
嘆いていても仕方がありません。今の私にできることは、原発事故の収束、事故の影響の小さくすること、そして福島の復興の足がかりをつくることです。与えられた時間の中で、短距離を全力で走り抜けたいと思います。