細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

ブリッジ法案の撤回

2008-01-30 17:24:48 | 国会活動
「使い古したスーツ」に「黒のスニーカー」で闘った国会での攻防が終わりました。二日連続のオシクラ饅頭で、腰が痛くなりました。ブリッジ法案取り下げは、我々にとって大きな成果です。

もちろん、こんなことをするために国会議員になったわけではありません。国会でガソリン問題を徹底して議論する場が与えられたことを喜びたいと思います。

一連の騒動の私のなりの解説を少々。

つなぎ法案で規定されているガソリン税をはじめとする税率の変更は、予算案の根幹をなす歳入の一部を切り取るものです。本予算の前にブリッジ法案を通すとなると、国会にとっては、予算の審議権の侵害です。

ましてや、今回は、財務省が与党の有力政治家をわたり歩き、議員立法による提出を働きかけるという動きが見られた。行政が予算を自ら分断したもので、財政法の趣旨に反しています。

何より、議論をせずにガソリン税の暫定税率を10年延長するという事態を避けることが出来たのは、納税者にとって大きな出来事でした。

それにしても、この間、福田総理の姿が全く見えなかったことが気になります。予算委員会での私の質問に対しても、「存じ上げない」を繰り返し。予算の編成に責任をもつ総理としての責任感も、自民党総裁としての気概もそこからは見て取ることが出来ませんでした。

いずれにしても、一連の騒動は一段落。明日から新たなスタートです。


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