細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

国会改革の必要性

2010-12-14 00:02:33 | 国会活動
数年前から、自民党の河野太郎衆議院議員、みんなの党の水野賢一参議院議員、民主党の馬淵澄夫衆議院議員らと、国会改革の議論を行ってきました。すでに、毎日新聞を始めとしたいくつかのメディアで取り上げられています。

臨時国会での与野党激突を見るにつけ、通常国会での議論が気になります。国民生活がこれだけ困窮しているこの時期に、国会が機能不全に陥るとしたら、民主党政権の危機を超えて、国民生活の危機と言うべき状況です。私は、少なくとも三点の改革が必要だと考えています。

第一に、審議の中身より日程闘争が優先される元凶とも言うべき、国会の「会期不継続の原則」の変更です。現在のルールでは、両院で議決に至らなかった審議未了案件は廃案となります。会期を区切らずに議案の審議ができれば、日程闘争に意味がなくなり、総選挙で国民が選んだ政権が任期全てを使って、政権公約を実現するという統治スタイルが実現できます。

第二の提案は、スキャンダルで予算や立法審査が妨げられる現状の変更です。全ての常任委員会にスキャンダルやムダ遣いをチャックする行政監視小委員会を設置し、法案や予算審議とは分けて審議する方法などが考えられます。

また、議員の資質を向上させるために、個人の良心や価値観が問われる法案や議員の身分に関する法案は党議拘束をかけずに採決する自由投票を増やすことも重要です。

年内に仲間を増やして、国会改革の動きを加速させたいと思っています。


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