「科学忍者隊ガッチャマン2」第29話 「生か死か！魔の北壁」

前観たのがいつだったか忘れるぐらい久々に観たわ、ニコ動ガッチャマン２。

毎回しょっぱい仕上がりで、本放送観ていた頃も「なんか違うよなぁ」と子供心に（だいぶ成長はしたものの）思ってましたお。
アニメ雑誌台頭時期でイロイロ情報的には初代の頃から見れば格段だったんだけどね。

録画するシステムとかもなんも無かった（再放送はあったか）けど、初代のインパクト、作画や動きの良さはちびっ子でも覚えていたので、２は、アニメブームに乗っかって作ったはいいけどなんかなーな印象はぬぐえず。

ジョーの正体は、南部博士の秘書のパンドラみゆき（違う、声が上田みゆきさんだってことっす）博士によってさっくりバクられてしまい。
生まれ変わった不死身の体になっちゃったジョーは、以後なんだかんだと危険な任務に自ら志願しちゃうので、南部博士の鉄砲玉状態なのでＲ。

今回はなんたらメーザー光線とかいうのをゲルたんが作りやがったので、アイガーの北壁みたいなとこにあるギャラ基地をぶっ潰しに行くぜぇみたいな。

年数も経ってるし、ジョーはもともとツンデレ感なキャラだったんだが、そんなこともあって、ますます…。
初代のジョーのラスト10話分くらいは、本当にドラマチックかつ悲劇だったんだが、２のジョーはなんせ不死身だもんで、キャシャーンとタイマン張れるよなってくらい。

それでも初代のジョーは、ハードな中にも可愛げも茶目っ気もあって、オンリーワンな名キャラクターだったのさ。
ツンデレ2番手キャラっていう図式はジョー以後続出したけど、ジョーのオリジナルさっていうのは実に面白かった。うんとひねくれてるってほどでもなく、ほかの忍者隊メンバーといい感じに距離があったし、それはみんなそうだったし、うまく説明出来ないけど、観れば判るっていうか。うーん。

序盤はよくわかんない添え物系だったけど、中盤以降ぐんと成長し、出番も増え、健と共に大人らしくなっていったしね。
後付設定が多くなりすぎて、年齢と全然合ってないところが目立ってしまったのは残念だったけどね。本当なら10歳年齢食ってるはずだよ。だいたい。15歳あたりでレーサーなわけないし、8歳で悪事の限りみたいなのもやりすぎ。ワンスアポンナタイムな映画じゃねえってーの。って前も書いたか。

まあ、ジョーはいいヤツでいいキャラだったのさ。

２になったら、どえらくぶっとい声になりすぎ、演技はドスが効きすぎ、絵は味わいが無い上にへたくそになり、話は陳腐になり、メカもすっとこどっこいなキョロちゃんみたいで褒めるとこ無しだがなぁ。

ジョーは一人で北壁に挑もうとするが、健たちも一緒に行くと言う。そこでジョーは「触るんじゃねえ」とかってツンデレ発言とにらみを効かせてみんなをたじろがせてしまうのだ。
しかし、後を追って来たジュンは迷惑がられつつジョーと共に北壁に昇る。

すげえ無理があるよ、ジュン、露出多いしさー、ブリザードの吹き荒れる高山だよ、三浦雄一郎さんじゃないんだからさ、無理無理無理無理無理。と、ほんと無理あるわ。

ジョーは寒くてもだいじょぶだろぉ？　ジュン結局足手まといだし。

で、なーぜかジョーも寒さで動けなくなる。不凍液入ってないのか（オーノーッ！）？
んで、結局男衆3人が後を追って来て基地まで行って破壊しましたじゃーん終わり。　おろかおろかなゲルたんはさくっと逃げました。

なんかジュンとジョーが恋人？みたいな図で奇妙だじぇー。
ジョーには体温あるらしい。

まあ、なんだかんだ結局初代じゃないとダメなのさ。

さて、カートゥーンではアルケオの回ざんす。やめなさいっていうのに出動するからヤられるゴッドフェニックス。
レッドインパルスの本拠地みたいなとこで特訓されるんだっけ、たしか。
健が飛行訓練させられてたっけかー？G-1号機はそんなに出番ない（あわわ）のにね。
ジョーが、バードミサイル撃てと健に言われて「言われんでもわかっとるわい」と、竜のまねしてたのが笑えた。　

健、おまえ変だぜ？　レッドインパルスの隊長の話になるとやけにムキになるな、とか言ってたな。

森さん、健がいい。　JJなんとかなんて勿体ない。