LA VIDA☆

　　　　　　　　人生☆LA VIDA

許す事なんて不可能とさえ思えた過ちも、もう許した。

この上なく大切な人の代わりを探そうとした事も、あった。

忘れがたい人を忘れようとした事もあった。

衝動に駆られて何かをした事もあった。

何人かの人に失望させられた事もあった。

でも、誰かを失望させた事もあった。

 

何かを守りたくて、それを抱きしめた事もあった。

笑えないのに無理して笑った事もあった。

永遠の友情だって築いたし、

人を愛し、愛された事もあれば、拒絶された事もあった。

愛されていたのに、愛し方が判らなかった事もあった。

 

嬉しさのあまり叫び、飛び跳ねた事もあった。

愛に生き永遠の誓いを交わしたこともあった、

でも、それを破った・・・何度も。

 

美しい音楽を聴き、写真を眺め、涙を流した事もあった。

ただその声が聞きたくて電話をかけたこともあった。

 

ある笑顔に心を奪われた事もあった。

余りにものノスタルジアに、死んでしまうんではないかと

思う事もあった。

 

特別な人を失う事に恐怖を覚えた事もあった。(そして最後には失った）

でも生き延びた。そして、今も生きている。

人生を通り過ぎるような事はしない。

 

だから君も生きるんだ。

ただ人生を通り過ぎるような事はしてほしくない。

 

それは決意を決め戦いに挑むということ。

人生を抱きしめて情熱的に生きるということ。

 

気品を持って敗れ、果敢さを持って敗北すれば良い。

なぜなら世界は、思い切って生きる者の味方なのだから、

凡庸に生きるには余りにも勿体ない。

 

それが人生なのだから。　　　　

 

　　　　　　　　　チャールズ　チャップリン

　

 

　　　　　　　　　　　

 

　　この詩を何度も、読みました。

これまでに何度も繰り返して。

その度に、心が熱くなります。

誰の人生にも少しだけ引っかかる事があるんじゃないかと思います。