ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

FROST 親しみやすく美しい音楽

2006年08月01日 | Weblog
FROST / Milliontown 2006

Milliontown

オフィシャルHP

試聴先

メンバ-
Jem Godfrey, John Mitchell, John Jowitt, Andy Edwards, John Boyes
英国ポンプロック(プログレッシブロック)ミュ-ジシャンが集結した新バンドの1st。

Note: Ronan Keating や Atomic Kitten などとの仕事で有名なポップスプロデューサー Jem Godfrey が、 Kino のギタリスト John Mitchell 、さらに IQ のリズム隊 John Jowitt と Andy Edwards を誘って立ち上げたプロジェクト、フロストのデビュー作。
(ア-クライトオンラインより)

英国ポンプロックのミュ-ジシャンが集結したバンドの音とは、プログレッシブロックをポップ&メロディアスにして大衆に聞き易くしたような音ではないかと想像できる。

ところが1曲目から緊張感溢れるインスト。ピアノ、ギタ-が泣きまくり、変拍子リズム隊が畳み掛ける劇的系サウンド。これは凄い。ちょっと軟派なポンプロックの音を想像していたので嬉しい誤算。

2曲目はKinoを感じさせるようなハ-ドロック調。もちろんアレンジは凝っているが、新鮮味は薄い。

3曲目はほっとさせるようなバラ-ド。

4曲目はメロディアスなインダストリアル系?で微妙.........俺の好みではないだけかも?

5曲目はキラキラしたポップソングから泣きのギタ-(これが良い)が挿入され、ゆったりと美しく歌い上げた後にダンサンブルなサウンドに展開する10分の曲。

極めつけはラスト6曲目の物語性大で展開する26分の大作。
最近のNeal Morseを思わせるようなポップな歌メロディ-と美しいハ-モニ-パ-トに、緊張感溢れるメロディックスピ-ド変拍子パ-トのメリハリがすばらしい!ゾクゾクする~!歴史に残る名曲になりそうな予感。

正直2,3,4曲目はあまり音に引き込まれなかったのだが、1曲目とラストの大作だけでも大満足なアルバム。洗練された美しいギタ-とキ-ボ-ドの音に、嫌味がなく変幻自在な変拍子リズム隊は相性抜群。久しぶりに親しみやすいプログレッシブロックを聴いたような気がする。

評価8.5/10



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんわ~ (TOMCAT)
2006-09-04 22:54:30
お久しぶり。



この版いい?

来月にならないとお金入らない厳しい情況だけど(笑)

リズム隊ほめるなんて、ギルさんにしては珍しいので、覚えとこ。



私も最近不作です。

No-Manはいいですけどね。ほほほ。
返信する
これいですよ (ギル管理人)
2006-09-05 20:21:10
こんばんは、お久しぶりです。



このアルバムは殆ど期待していなかったのですが、ドラマティックなラストのドキドキ。



でもTOMCATさんが嫌いなkeyバリバリですよ(笑)
返信する
かったよぉ~ (TOMCAT)
2007-03-06 20:53:45
きいたよぉ~あはははは。
ギルさんが駄目だわと言ってた曲が好みだったりしてあははは。
良い版です。

あら、去年の9月だったのね。
大分アマゾンのバスケットで寝かしちゃいましたわ。
返信する
買いましたね (ギル)
2007-03-06 21:56:03
TOMCATさんこんばんは。買いましたね(謎笑)

やはり私と趣味が完全に反対ですね(笑)
このアルバムはステキです。ゆっくり楽しんでください。

返信する