ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

I Am GHOST すばらしい新人

2006年08月04日 | Weblog
I Am GHOST / We Are Always Searching 2006 ソニ-

ウィ・アー・オールウェイズ・サーチング

オフィシャルHP(ビデオ有り)

試聴先(4曲)

レコ社宣伝文句
ロスト・プロフェッツ+マイ・ケミカル・ロマンス!? 期待の新人デビュー!
スティーヴ(vo)と紅一点ヴァイオリニスト、ケリスを筆頭に、ダークさを前面に打ち出した全メンバーのビジュアルと、まるで演劇のような凝ったステージ・パフォーマンス、そしてピアノとヴァイオリンをフィーチャーしたダークかつメロディックなロック・サウンドが、ここ日本でも耳の早いキッズ間で既に盛り上がってます!ロスト・プロフェッツ、マイ・ケミカル・ロマンスなどが好きな人は要チェック!


ジャンルはPost Hardcore / Punk / Gothicとなっているが、俗に言う激情ロック、エモコア/パンク/メタルではないかと思う。女性ボ-カルがヴァイオリンを兼任するカリフォルニア出身の6人組みデビュ-アルバム。輸入盤では去年発売済み。

男性ボ-カルと女性ボ-カルのツインボ-カル体制。基本的に男性ボ-カルが主導しているが、女性ボ-カルもハ-モニ-、ヴァイオリン含む大活躍。時々嫌味がない程度に叫び声。

小気味良い疾走感&躍動感に溢れ、親しみやすい硬派系メロディ-と厚いハ-モニ-が魅力。更にヴァイオリンが目立ちすぎない程度に入るので、音に隙間は無い。

宣伝文句にもあるように、2nd時代のロスト・プロフェッツサウンドにマイ・ケミカル・ロマンスの甘いエモ/パンク加減をプラスして、張りのある女性ボ-カルとヴァイオリンが更なる色を付けてくれる。これってすばらしいではないですか?

若干ボ-カルに若々しい荒さが見られるのだが、聴きこんでいくとどんどん快感に。捨て曲なしの完成度抜群な楽曲群。アルバムラストまで気持ちよく聴ける。

軟弱になってしまったロスト・プロフェッツ新作にがっかりした私を彼らが替わりに救ってくれたすばらしい新人。この手のバンドでは間違いなく買いです。彼らのライブが観たい!

評価9/10

ネタ元はSEVENさんでした。騙されたと思って試聴してください。


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4 コメント

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今の季節向きですよね (セブン)
2006-08-04 23:26:28
バンド名には少々笑ってしまったのですが彼らの音は好みにバッチリとハマリました。



メタル耳の方にはちょっとパンチが弱いところもあるのかもしれませんが、

EMO好きな自分はこの散りばめられた要素、噛むほどに味わいが増してくるので、

こればかり聴いている時期がありました。



ロストプロフェッツの3rd、実は自分も好みから遠くなってしまったなと残念に思っていたのです。



どっちのライヴが見たい?と聞かれれば、迷わずI Am GHOSTを選ぶでしょう(笑)



あらためてTBさせてください。よろしくお願いします。

(ちゃんと入らなかったらごめんなさい)



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紹介ありがとうございました。 (ギル)
2006-08-05 00:06:12
セブンさん、こんばんは。彼らの紹介ありがとうございました。



試聴した時はまあまあかな~、でも味があるなと思ってアルバムをフルで聴いたら見事にツボでした(笑)



EMOは氾濫してしまって飽きかけてきたのですが、彼らは新鮮です。躍動感に女性ボ-カル&ヴァイオリンがすばらしい色を添えてくれていますね。アルバム全編ノリノリで気持ちよい。若いバンドはこのくらい元気なほうが好きです。



まだまだ彼らには経験が足りないと思えますが、それはこれから。今後が凄く楽しみなバンドです。国内盤も出た事だし、日本でも人気が出ると嬉しいですね。



>どっちのライヴが見たい?と聞かれれば、迷わずI Am GHOSTを選ぶでしょう(笑)



私も同感(笑)。彼らのライブは楽しそうです。観たい~!



トラックバックもありがとうございます。また面白いバンドを教えてくださいね。音楽は楽しい!
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試聴しました (amarcy_loud)
2006-08-06 22:35:01
こりゃまたメロディアスでカッチョいいじゃないですか。曲も面白そう。

またしても聴いてみま~す。







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面白い音 (ギル管理人)
2006-08-06 22:40:26
amarcy_loudさん、こんばんは。暑くて倒れそうですね。



彼らはまだ若く、至らない点も多々ありますが、メロディアスで楽しい音を我々に届けてくれます。女性ボ-カルとヴァイオリンが新鮮で繰り返し聴いて楽しみました。国内盤が出たばかりなので、日本で盛り上がる事を期待します。



演奏している彼らも音楽を楽しんでいるようですね。ビデオも見てください。
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