未来への扉

人それぞれに生きた証・生き様があり、それは自己・他者へのメッセージとなります。

モリー先生との火曜日

2012-04-26 23:47:00 | 紹介
 『モリー先生との火曜日』を紹介させて頂きます。



 ウィキペディアより。

 『モリー先生との火曜日』(原題:Tuesdays with Morrie )はアメリカのジャーナリストのミッチ・アルボムによって書かれたノンフィクションである。難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されたモリー・シュワルツ教授が、死を前にして、かつての教え子であるミッチに贈った「最後の授業」を記録したもので、1997年にアメリカで出版されベスト・セラーとなった。

 「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」(モリー・シュワルツ)

 

 この物語(映画)を知ったのは昨年のことでした。きっかけを与えて下さった方はすでに亡くなられています。



 今年になってこの本を購入しました。
 印象に残った部分を一部ですが引用させて頂きます。



・自分に満足しているかい?

・誰か心を打ち明けられる人、見つけたかな?

・君のコミュニティーに何か貢献しているかい?

・多くの人が無意味な人生を抱えて歩き回っている。自分では大事なことのように思ってあれこれ忙しげに立ち働いているけれども、実は半分寝ているようなものだ。まちがったものを追いかけているからそうなる。人生に意味を与える道は、人を愛すること。自分の周囲の社会の為に尽くすこと。自分に目的と意味を与えてくれるものを創り出すこと。

・いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる。

・経験から自分を引き離す。
 経験を自分の中に十分にしみこませるんだよ。そうしてこそ、そこから離れることができる。

・運命は 多くの種を
 屈服させる。ひとりでは
 あぶない。
  -W.H.オーデン

・毎晩眠りにつくたびに、私は死ぬ。そして翌朝目を覚ますとき、生まれ変わる。
  -マハトマ・ガンジー

デサナ族(南アフリカ)
 世界には決まった量のエネルギーしかなくて、それがすべての生きものの間を流れているという。したがって、何かが生まれれば必ず何かが死に、何かが死ねば必ず何かが生まれることになる。それで世界のエネルギーの総量は保たれる。
 狩りをして動物を殺せば、その分、霊の井戸に穴が開く。その穴は、デサナの狩人が死んだときに、その霊魂で埋められる。人間が死ななければ、鳥も魚も生まれない。

・死ぬ前に自分を許せ。それから人を許せ。


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