エロビデオ借り方のススメ

いやね、帝国軍人の末裔ならね、エロビデオは欠かせないと思うんですね。でね、そのエロビデオをレンタル屋に借りに行くわけじゃないですか。この行為は、宝を求めて冒険に行くようなものなんですね。非常にロマンに満ちた行為なんですね。その冒険についてね、考えて見たいと思うわけでなんです。

まず、宝を見つけるためには、レンタル屋と呼ばれる宝が隠された場所に向かうわけなんですね。ここに向かう途中というのは、どの様な宝を手に入れるかを考えながら向かうわけです。それは、女子高生モノであったり素人モノであったり、有名女優モノでったりするわけなんですが、出来る限り定めておいた方がいいんですね。現場で悩みすぎて、エロコーナーに長時間滞在という中学生みたいな行為はエロを極めようとするものにとっては、避けるべき事なんですね。
　でね、レンタル屋に入るわけなんですが、ここで注意すべき事があるんですね。エロビデオコーナーってビデオの棚で囲まれた隔離された場所なんです。つまりは、レンタル屋の中でも異質な空間なわけですよ。だからね、入るときには細心の注意が必要なんです。入る瞬間を御婦人方に目撃される事は恥辱なわけでして、ここは忍者のごとく潜入することが重要なんです。ただ、慎重になりすぎると怪しまれますので、“えーっと、探してる映画はどこにあるのかな”的な雰囲気を忘れないことが重要なんですね。
　で、エロコーナーに入るわけなんですが、統計的にはだいたい４～５人くらいの猛者どもがすでに潜入していて、宝を探して殺気だっているんですね。こういうときは、猛者どもと間隔をとって宝を探すことが重要なんですね。全神経を集中してよりよい宝を探している者を邪魔する事は、神さえも許されない行為だということを認識してください。ですから、入る際は猛者どもに対して失礼しますと心で思いながら、胸をあずける気持ちで入ることが重要です。
　で、宝を探すわけなんですが、たまに非常にやっかいな敵が現れるんですね。カップルと呼ばれる無法者です。奴らは、うわーこれスゴーイとか、やだこれーこれはないよね、なんていちゃいちゃしながら接近してくるんですね。これは、非常につらいんです。しかもね、このカップルは夜はどうなんだろう、結構やり手なのか、とついつい想像してしまいそうになるんですね。これは、集中力が非常に低下してしまいますので、危険なんです。そういう場合は出来る限りカップルの死角に入って防御を固めましょう。
　で、宝を探す場合に重要な事があるんですね。それは宝を２本見つけることなんです。たまに１本しか借りないという猛者もいますが、非常に危険と言わざるを得ないわけであります。というのもね、その一本が失敗だったときのダメージが非常に大きすぎるからなんです。失敗したときの虚しさはそれは強烈なんですね。パッケージの写真とは似ても似つかない妖怪が出てきたり、お前絶対歳いってるだろうって奴がセーラー服着て出てくるんですから戦死となってしまうわけなんです。怖いですね。そのためにも保険をかけるべきなんですね。特に素人モノや企画モノは非常に危険度が高く危険度Ａにカテゴライズされます。この危険度Ａの商品１本と、有名女優モノを一本というのが理想的なんですね。
　そしてレジに向かうわけですが、ここでも注意事項が一つあるんですね。レジは出来る限り若い御婦人を狙う事が必要なんです。というのも、エロビデオを若い御婦人に見せつけるというプレイが加わるわけなんですね。ですから、ビデオを渡した後は、レジの御婦人の様子を出来る限り詳細にチェックすることが必要なんです。ほとんど顔には出しませんが、相手の心の動揺を見逃さず見ることができたならば、大成功ですね。もう、ウキウキ気分で家に帰れるわけです。絶好調なときなんかは、少しピン子立ちとなるかもしれません。
まー、こんな感じで得ろビデオを借りるわけなんですね。ただ、エロビデオを借りる際にもこのような不断の努力と技術、そして集中力が必要なわけなんです。たかがエロビデオされどエロビデオなんですね。
エロティシズムって本当に奥が深いんです。ただね、それが言いたかっただけなんです。