お客様の台頭

こんばんは。今日は3月末ごろの話をしようと思います。

この頃よく感じることですが・・・。

3月末は電気屋で家電を揃えていたのです。

そこで私は冷蔵庫が欲しくなったのです。冷蔵庫を買いに某家電量販店に行き、いろいろと比較、検討をし、店員さんと相談しつつ候補を2つに絞りました。

・新生活フェアー中の143Lの冷蔵庫、33800円、ポイント13%

・製品入れ替えのため、安くなっている137Lの冷蔵庫、36800円、ポイント無し

新生活フェアーの冷蔵庫は色こそあまり好みではなかったがスペック、価格、ポイント還元などほぼ全ての面で製品入れ替えの冷蔵庫を上回っていました。

デザインは使っていく内に気に入るだろうと言うことで、新生活フェアーの冷蔵庫に決断しました。

少々お待ちくださいと店員さん、奥に行き在庫の確認をしている様子。

しばらくして帰って来た店員さん。

「すみません。在庫がなかったです。今から取り寄せると到着は1週間後となります。」申し訳なさそうな顔。

4月から仕事の私はそれは少し困る事を伝え、じゃあどうしようかなーと悩んでいたら・・・

「では、こちらの冷蔵庫を新生活フェアーの冷蔵庫と同じ価格まで値引き致します、ポイントも13%付けます。」と。

何もしていないのに値引きされた冷蔵庫、しかもポイントも。

というわけで購入。

配送は2日待ちとの事だったので、自分の車に積む事を伝え、手伝ってもらおうとしたら、店の奥からちょっと位の高そうな店員さんが来て、冷蔵庫を横に寝かせて積むことは良くないこと、これから配送すると言ってくれました。

特にこちらから、無理を言ったわけではないと思うのに、お店側からどんどんサービスをしてくれた・・・。

申し訳なさ半分嬉しさ半分の気持ちになった。

お客としては心地良い気持ちだったが、このサービスの雨あられが店員さん達自身を苦しめているのではないかなと思った。

何が言いたいかと言うと、このようなお客様は神様です的接客が日本の住みずみまで行き渡った結果、その神様が自分の力を勘違いし、天狗になっているのではないかということ。

さらに、その勘違い神様は気に入らないと神様という立場を利用し無理難題をふっかけたりして叶えられないとなるとそれを叶えてくれる、別のお店に行くということ。

資本主義とはこのことかと感じた日であった。

粋じゃないよなー。