メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <KJ法と私>

2009-07-11 23:05:30 | Weblog
ようやく芳川紙業のホームページに、このブログへのリンクを貼りました。芳川紙業のホームページもよろしくお願いします。

芳川紙業のホームページからお越しになられた皆様。こんにちは。このブログでは、設計や開発を担当しています須川の仕事や日常について書いています。よろしければお付き合いくださいませ。

この8日に、川喜田二郎という方が亡くなりました。川喜田二郎氏は文化人類学者でありKJ法の創始者です。

入社間もないころにKJ法を知り、幾度か研修に参加する機会がありました。KJ法を取得するには、決まりごとも多くて少々窮屈な感じもしたりしたのですが、多くの意見やアイデアをまとめていくには有効な手法です。直接喜田二郎氏と話をしたことはなかったのですが、そこで出会った方とは付き合いも長くアドバイスもしてもらったりしています。

その後(15年以上前)、5人ほどのメンバーで1週間のまとめ(一種のマーケティング)をKJ法を使ってまとめてたことがあったのですが、今見直してみるといい感じにまとめられていてびっくりしました。今よりはるかにいいまとめを実践していました。ぜんぜん古くなっていませんでした。

KJ法のすばらしさは、反対意見や孤立した意見をものけ者にしないで、それらをも含めながらまとめていく(上位概念を作っていく)ことだと思います。バリアフリーのまとめ方と言えるでしょう。機会を見つけて、KJ法を生かしていきたいと考えています。

川喜田氏のご冥福をお祈りします。

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   なんでもお声をおかけ下さい。
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 芳川紙業株式会社 開発部 須川栄司

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