まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

目から鱗!?アドラーさんの考え方

2014年12月21日 | 日記

昨日、「子供の頃におった心の傷とか、人間不信など本質的な部分は変えきれないと私的には思います」ということを書きましたが、今朝布団の中で、アルフレッド・アドラーの心理学をテーマにした本の話をラジオで聞き、とても面白い考え方で、目から鱗でした。

子供の頃のトラウマ的な事に拘って、それを原因に物事を考え、行動する(しない)から、上手くいかない。
トラウマへの拘りは、言い訳だと言うんです。
いつまでも、原因を気にしても何もならない。
「どうして」という原因より、「どうやって」という目的を考える方がボジティブに、上手く生きられる。
そんな話でした。

確かに、その通りですね。
過去のことは取り返しがつきません。
それに、いつまでも拘っていても、せいぜい頭を悪くするくらいで、良い方には行くことはありません。

課題の分離という考え方も楽に生きる秘訣だと関心しました。
人の課題を抱え込んでも、自分には負担になるだけ。
人と自分は関係ないと考えること。
実践はなかなか難しい部分もありますが、考え方はその通りです。

私は、課題が自分の物か人の物か分からない時は、『しばらく放置しておく』という術をいつの頃からか身に付けました。
ずるいという人もいますが、放置しておいて、誰かがやってくれる課題は、自分の課題ではないくらいに割り切ると、けっこう、楽です。
放置しておいても、自分に困ったことが起きないような課題は、自分の課題ではないのです。

『褒めて伸ばす』ということを否定している点も面白いと思いました。
私は今まで、後輩にしても、子にしても、褒めて伸ばすという事を基本に、一生懸命褒めてきました。
ところが、褒めるという行為を期待して、褒められないと行動なくなってしまう。だから、褒めちゃダメなんだと言います。

確かに、『天知る、地知る、我知る、人知る』のように自分の目的意識でしっかり行動するより、今は、認められたい、褒められたい的な行動が多いようにも思い、だいぶ手遅れですが、反省です。

アドラーの心理学については、関連のたくさんの本が出ているようですが、今現在、日々の金欠以外は、心も安定しているので、本を買ってまで読む必要もありません。

Webで分かりやすいページがありました。
心療内科の病院のサイトですが、マンガで分かりやすくアドラーの心理学の概要が分かります。
興味のある方はどうぞ。
(個人的には、このサイトとはなんら関係はありません。営業用のページでしたので、無断でリンクしました。)

マンガで分かる心療内科・精神科in池袋「アドラー心理学編」

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