オッス!オラ野良猫。
なんか最近ひどい目にあった気がするぞ。
でもここの家はなんだかんだでメシをくれて
ギュウニュウも飲ませてくれる
オラ、ギュウニュウ好きだ!!
「今日はマタタビの枝で、一杯どう?
うちのお嬢さんたちは、粉の方が好きなのでこれ余ってるの。」
フンフンフン‥なんだ、こ‥これは‥
(5分後)* * * *
うへへへへへ(べろんべろん)ここはてんごくかぁ?
♪てんご~く よいと~こ 一度はおいで~♪
♪酒は美味いし、ネエ~ちゃんは(↓)
キレイだ♪(^^)
だははは‥‥
子猫拉致
工場の高い窓から午後の日差しが差し込んでいました。
このままでも問題ない、むしろその方が正しいあり方かもしれない。
しばらく呆けたように座って、思案したのち
子猫たち5匹を寝床ごとキャリーに入れて、連れて帰りました。
いずれ里親宅で家ネコにするのなら、野良経験はない方がいいと判断したので。
私ってば、今思えばとても危険なことをしたものです。
はなちゃんが育てなくなってしまう可能性があったのに。
はなちゃんは、押入れの産室(今はベビールーム)の子猫を確認しても、自分の仔だと理解できないらしく、うろたえて、また工場に戻りました。
そんなことを2往復くらいして、
工場の巣から子猫が移動した事をわかってくれて、やっと授乳をしてくれました。
一安心です。
はなちゃんには、私のわがままで、迷惑なことをしてしまいました。
それからは、子猫の成長を毎日そ~っと見守る、うふふな毎日でした。
旦那などは帰るとすぐに押入れをそっと覗いて、
「えも言われぬ可愛さだなあ」などと相好をくずしていました。ヨッシャ!
私たちが時々覗くと、歯のないお口をみんなで一斉に開けるのです。
なんだろう?と思っていたら、どうやら一丁前に威嚇しているのでした。
*はなちゃん出産*
当時、周りにはまだ畑の残る地域。
広い空き地で、目立つ白黒姿。しっぽだけピクピクと動かし、突然ダッシュ!
楽しげに走る姿を見ていると、ペット不可住宅だとはいえ、引越しして彼女を家に閉じこめる決心はつきませんでした。
住宅情報片手に悩むばかり。
お腹はみるみる大きくなって、歩くと、どえんどえんと横に揺れます。
私は和室の押入れを片付けて、産室を作りました。
呆れ顔の旦那。「俺は犬の方が好きだなぁ」
もうすぐ子猫が見られる、楽しみ‥と思っていたある日、やってきた彼女を見てビックリ
お腹スッキリ、ペシャンコ!いったいどこで産んじゃったの~
当たり前の事だけど、はなちゃんには自分だけの隠れ家があったのでした。
日曜にそっと後をつけると、隣の町工場へ。日曜なのでシャッターが下りていました。
はなちゃんは、2mはありそうな扉の上を乗り越え、中に入ってゆきました。
ちょっと待て。あのお腹でここを乗り越えてたのか?!スゴイ‥
2週間後、訳を話して、子猫を捕獲に行きました。
考えたくはないけど、迷惑がられて保健所に行かれるのを恐れてのこと。
しかし工場の人達はとっても鷹揚で
「ああ、いろんなノラ猫が出入りしてるよ~。子猫も産んでるねえ。探して、連れてっていいよ」
体の空気がプシューって抜けた気がしました。やさしい方達でヨカッタです。
工場は天井がとても高く、すみの階段を4階まで登ったところに
子猫たちはいました。
この時のことは、一生忘れないでしょう。
物がごちゃごちゃと置かれた場所のすみ。
段ボール箱に、スポンジやら布やらを入れて暖かく、子猫はすやすや眠ってる。
それは見晴らしが良く、静かで、安心できる
私などにはとても用意してあげられない
素晴らしい “巣” でした。
カルチャーショックと言うか、
自分は思い上がっていたんだと、知らされました。
動物は、生きるということにかけては、人間より利口なのでした。
もうすぐ、うららのお母さん『親猫はなちゃん』が亡くなって10年になります。
ここらで、思い出を綴って一区切りにしたいと思います。
左がうらら、右がはなちゃん
* * *
17年前、旦那と2人、集合住宅に住んでいたころ
夜会社からの帰りに出会った、ゴミ集積所で生ゴミをあさっていた痩せた白黒ネコ
それが、彼女でした。
ガリガリに痩せて、おまけに妊娠していました。
声をかけたらついてきて、ありあわせの鶏肉をガツガツ食べました。
人に慣れていたから、捨てられたことは想像ができました。
翌日
彼女は、昨日とピッタリ同じ時間に部屋の前で待っていました。
次の日も次の日も、毎日待つようになりました。私も毎日猫缶を用意して帰るのが楽しみになりました。
この頃、ひとつ気づいたことが。
彼女(まだ名前がなかった)は尻尾にさわられるのをひどく嫌がり、
ちょっとさわっただけで、悲痛な声を出して怯えていたので
もしや、尻尾を引っ張るような虐待を受けていたのかも知れません。
その後、尻尾を触って嫌がらなくなるまでに、1年位かかったでしょうか。
ペット禁止の集合住宅。どんどん大きくなるお腹。
問題は山積でした。
でも、彼女を放り出そうとは露ほども思いませんでした。
部屋の中に猫がいるということにただ感動していました。
今日のこの寒さ、物語とあまりにもピッタリで臨場感出すぎです。
もう4月なのに、猫もわたしも暖房にはりついて過ごしました。
↑毛布もまた引っ張り出して‥くろにゃは定位置にスタンバイ。
* * *
さて、先日のノラ猫さん、術後だしあまりにも寒いので、避難所を用意しました。
今、湯たんぽを入れた箱の中で温まっています。
初めて猫を飼い始めたとき、猫という種がいることを神様に感謝しました。
人間とは違う部分のひとつひとつ、人間の思い通りにはならない習性の全部をいとおしいと感じました。
その気持ちは、ずっと忘れてはいませんが‥
今日、とうとうサバトラ野良猫さんに去勢手術をうけさせるべく、
病院へ連れて行きました。
本当にこれでよかったのか、実のところわからない。
でも、私がもたもたしてる間に、見かけない野良の女の子が来て、多分お父さんになってしまいました。それでやっと決心しました。
帰ってきて、ご飯食べて、
大変な恐怖を味わったのだから当たり前ですが、大慌てで去って行きました。
ごめんね。
4月1日は推定だけど、メイの誕生日。
すっかり忘れてたよ~、ダメ飼い主だぁ
10日遅れて3歳の誕生日をお祝いしました。(ノ゜∀゜)ノ
好物のお刺身と、ささみをペロリ。
私たちもケーキを頂きました。
メイは5月21日に愛護センターから引き取った仔です。
何度も足を運んで、なかなか決められず(残された仔が気になってしまう)
旦那に一緒に来てもらって、彼の鶴の一声でメイに決めました。
名付けたのは息子。明るい子になるように『明』と書いてメイだそうです。( *´艸`)
ひとつのケージに子猫がたくさんいて、一番高いところを陣取っていたのがメイでした。
生後2ヵ月と言われましたが、とてもとても小さくて、体重わずか330g!
(実際は1ヶ月ちょっとだったのでは!?)
家に帰るキャリーケースの中から、私の顔をじ~っっと見ていました。
こんなに小さかった‥↑
愛護センターにいる子猫はみな可愛い仔ばかりでした。
ただね‥具合の悪い仔は、治療も譲渡もしないそうで‥。
そして、土日祭日はお休みなので、子猫たちは無人の猫舎に、2日分のドライフードを与えられて放って置かれます。
なので、離乳前の子猫を持ち込んでも殺処分になるだけなんです。
センターHPに猫の情報がありますが、生後2ヵ月過ぎた健康な仔しか載せないので、
実際には、もっとたくさんいると思います!
できるだけ沢山の犬猫が、家族を見つけられますように。
児童書には猫が主人公のものが多いから、という訳ではないけれど。
「ルドルフとイッパイアッテナ」という児童文学
主人公ルドルフは子猫。イッパイアッテナは半野良猫。ルドルフが名前を訊ね、
『オレの名前はいっぱいあってな‥』と野良なので名前がたくさんあるという意味で答えたのを、名前が『イッパイアッテナ』だと勘違いして。(●・´艸`・)
もうひとつ心に残ってる文章があります。
主人公が野良生活について語る場面で、
『お腹いっぱい食べて、ぐっすり眠れればいいというものじゃない。うまくいえないけど精神の問題なんだ。』(‥だったかな?)
うん。と、心の中でうなずきました。
今日は暖かい日でした。
家の中に蝿が一匹入って来ました。
楓子はもう大興奮
くるる‥くるるると鳴きながら、あっちの窓からこっちの窓へと追いかけていました。
おっしい!もう少し!がんばれ と声援を送ってましたが、
ふうこがバテちゃったし、前みたいに食べちゃっても困るので、外に逃がしました。
ちなみに、うららとクロニャは平常心。「あら、ハエね」みたいな感じで。
若い頃は追いかけていたのに。(メイは爆睡中でした)
あ~あ、逃げちゃった。(ごめんね、ぷうこ)
面白かったの (そう、良かったね)
日本のさくら名所百選に認定されています。
というわけで、
今年も桜に会いに行って来ました。
川沿い7.6kmに1600本の桜(主にソメイヨシノ樹齢約50年)が連なって
橋の上から見る眺めには、思わずため息が出ます。
朝の7時まえ
この時間ならまだ静かで、ゆっくり桜を堪能できます。
川の中には、鯉がたくさん泳いでいます。
今日はいませんでしたが、白鷺も現れます。
もう明日には満開ですね。
散りはじめも良いんです。川面に花びらが舞って、桜吹雪で。
写真は撮りませんでしたが、土曜日はすごい人だかりでした。
昔はりんご飴でしたが、今はイチゴ飴やブドウ飴まであるのね。
オススメは「サツマスティック」すごく美味しいです。毎年行列が出来てます。
山車も出ます。私が子供のころはなかったと思う。
今年は丁度満開で、お天気にも恵まれてヨカッタ。
ぶすこちゃんにご焼香もしてきました。
また来年ね。