僕、林太郎 4歳ですっ
僕がまだちっちゃい頃、優しいおじいさんに引き取られました。
おじいさんは、外のにゃんこもかわいがっていてとっても優しかった。
僕が何をしても怒らないんだよ。
仏壇の高い所に入った時は、おじいさんビックリしてたっけ。
僕の部屋は6畳の広いお部屋にベランダ付。
ベランダには牧草をまいてもらって行ったりきたり自由だったの。
でもね、今年になってからおじいちゃんがお腹痛くなって
病院さんへ入院しちゃったんだー
僕、お利口に1人でお留守番してたよ。
朝と夜は、優しいおねえさんがご飯を持って来てくれてたの。
その時間がとても楽しみだった
でもね、おじいちゃんはもっともっと具合が悪くなってしまって
もうここのお家へは、帰ってこれなくなってしまったの。
だからね、優しい「いのいしおねえちゃん」ちへ行くことになったんだ。
おねえちゃんちには、にゃんこがいっぱいいてビックリしたけど
まあ、僕はなんてことないさ。
でもね、おねえちゃんちには天敵さんがいたんだよ!!
僕、いっぱい足ダンしちゃった。
だって、『おねえちゃんは僕のおねえちゃん』なのに仲良くするんだよー
天敵さんは、”おっと”って言う名前なんだ。
嫌いじゃないし、好きな方なんだけど僕をやたらとかわいがるんだ!
で、足ダンしちゃうの。エヘヘ
おねえちゃんは、うさぎさん初めてなんだって~
いっぱい勉強してくれて僕においしいものたくさんくれたよー
僕にいつも優しく話しかけてくれたり、ナデナデしてくれたり
僕は十分満足してた。
ここでも6畳+ベランダが僕の部屋
お洗濯のかごの中にかくれてた時もあったよー
おねえちゃん、慌てて探してた~
いたずらの毎日なんだけどいつも思うの。
もう、僕はここのお家の子なの?
おじいちゃんには会えないの?
おじいちゃんが元気になるんなら僕いい子にしてるからね!
おねえちゃんちでもやっと僕の匂いいっぱいにしたのに、
2ヶ月近く経ったある日、怪しい「ぱんだ」って人が来たんだ!
この人、猫さんとうさぎさんの匂いがするっっっ
仲間か!!!???
続くかも・・・