独り言

環境・疾病・経済等に関する「独り言」。 再登板のご希望があり「独断・偏見」ですが、お暇でしたら御覧になってくださいませ。

メリルリンチ証券

2007年10月07日 | Weblog
ドイツ銀行、さらにはメリルリンチ証券と、不動産バブルがらみでの損失が次々出てきてますけど、これじゃぁねぇ、やっぱり投資はできません。 ドル安だからチャンスなんて、どっかの銀行と証券会社じゃ買えと言われたけど、買わなくって良かったに、私はなりそうです。

冷静に考えれば、今の穀物高、石油高、株高ってドル安とも言い換えることが出来るかもです。 ドルと連動させることを国是としてきたところは、このインフレをもろに受けちゃってるように思えます。 香港、中国、サウヂ他、物価は急上昇かもですね。 国内でも同様ですけど、我が国は備蓄やらで米や小麦、肉類、ガソリンなど直ぐには上がらない仕組がありますので、ピンとこないでしょうけど、中国なんか、そのまま、国際価格みたいで、急な物価高みたいです。 

ビルマでの騒動も、物価高が引き金になってるらしいですけど、インフレになると「天安門」が再びかもしれませんね。 中国の公務員は、最近給与が急上昇しました、ビルマも倍近くにあげたみたいです。 アメリカドルに連動させてた不利益ですけど、これはね問題になるかもです。 中国の所得格差やビルマの独裁なんてのは反乱惹起レベルですから、大変です。 物価統制をどうするか見てれば、北京がヤンゴンになるかどうか見極められるかもですね。

ドル安になれば、上手く行けば円やマルクに損をさせ、ドル安で大儲けのブレトンウッヅ体制みたいな、アメリカの勝ちってなるか? どうか、ですけど今回は、不況入りで大混乱かもしれませんね。 今まで、遊んでても、貯蓄も無くても高給もらえ、良い生活が出来たアメリカは、機軸通貨ってマジックが使えなくなるかもしれません。 アメリカの市場が縮小しても、インドやソ連、ブラジル、中国と市場が変化してますので、これをそのままにユーロ、円、人民元など、他の通貨建て取引が増えるかもね。 

まぁ、さらに決算の修正なんて出てきて、アメリカの銀行が怪しくなれば、日本がずっとやってきた低金利政策なんてしなくてはイカンようになるかもです。 アメリカ国債も売りたくなるかもですが、忠犬みたいな日本以外は売りにでるか、最低でも、買いませんね。 どうなりましょうかね。 エンロン、ワールドコムの国ですから、また嘘がないこと祈りますね。

アメリカに還流が無くなれば、、、、わかんないです。 今は株高ですけど、あたしが前回はじめて株買ったとき、史上最高値を記録した直後の大暴落からちょっとでした。 暴落ってのは2000年だったかと思いますけど、気になる方は調べてください。

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2 コメント

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ドル安では (k)
2007-10-15 11:50:08
ドル表示の債権の価値が低下する事になります。
いくら利子をもらっても、これは困るわけです。
つまり、この政策は、借金をした方(アメリカ)に
有利であり、貸した方(日本等)が損をする
一方的な構造で、長期的に見ると
ドルと円の関係は、ドルの長期低落傾向に
あります。
普通の関係では、通貨を維持しない国の債権は
買わずに、例えばユーロなどに分散投資するように
なると考えます。
確かにアメリカは最大の武力を持ち、地政学的にも
安全な場所におり、最大の経済力を持っていますから
出来る政策だとは思います。
ただこれも永遠に続けられる政策では無いはずです。
その通り (オオカミ少年A君)
2007-10-15 18:01:56
です。 近視眼的には、早く損失確定できると安心ですけどね、日銀すら、不安定要因が・・・云々なんて言ってますし、ますます不安になっちゃいます。

ただし、ドルの裏づけのアメリカの資産は、日本や他の国に比較して、格段の大きさですので、簡単には潰れないと思いますけど。