おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

ほととぎすと不動明王

2008-05-08 21:37:07 | Weblog
うつぎの、白い花が渓に溢れている。
今年初めての、ほととぎすの鳴き声。
<クツとってこい>となく
ほととぎすは、渡り鳥です。

実家の父が、死んだ朝も啼いていた。
父が死んで、翌年にわたしの初孫が生まれた。
子煩悩だった父に一目見てもらいたかった孫も、早、6年生。
父にとっては、ひ孫もいまじゃ5人となった。

父の守り本尊は、不動明王である。
わたしは父親っこだった。
父が死んでから、お不動さんをみると、
かならず御真言を唱えるようになった。

痛いとも、苦しいとも、一言も言わず、
父の死に様は、男らしく凛としていた。
つらいとき、哀しいとき、
あなたの娘でよかったと
父を恋しく想う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わたしのこだわり | トップ | わたしのこだわりその2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事