おもちとめがね

おもちとめがねの日常です

めがね

2017-01-21 15:52:08 | daily
めがねがそばにいるような気がする。



お気に入りだった黒いダウンに黒いスキニーパンツをはいた姿で
ずっとそばにいる感じがする。



ねえ、めがね。
もしかして、修行に入ってないの?



(めがねの宗派は、仏門に入ったら修行して、お釈迦様のお弟子さんになるんですって)



・・・もし修行に入ってないなら

わたしがおばあちゃんになるまで、そうやって横で待ってて。

そんでふたり一緒に修行しよう。

昔ふたりで別会社に研修出向いったみたいに。






フィスを撫でるとき
わたしの手をめがねに貸してあげている。

めがねがフィスに触れるように。
フィスがめがねに触ってもらえるように。




めがねが、私たちをおいていけるはずがない。


家族を置いていけるわけない。

可愛いフィスも悲しむ両親も残して
さっさと修行になんか入れるはずない。
そんなドライで効率よく、ぱっぱか行動する人じゃない。


多分、ずっとそばにいてくれている。


いて。
行かないでね。