おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

夏のヘルシーカレー:ナスとひき肉と豆のカレー、きゅうりとトマトとセロリのライタ

2010-08-07 15:06:39 | 


猛暑にあえいでいたら、はや立秋。
なんとなく暑さも一段落、という気がするから不思議なものだ。

さて、何を作ろうかと冷蔵庫を覗いたら、ナスがあった。
ナスを見たら、無性にカレーが食べたくなった。
先日買ってきた豆をゆがいて冷凍してあるので、
豆ナスカレーにしようかな。
バラ凍結のひき肉の残りも入れてしまおう。

カレーの楽しみは、そんなふうにどんどん足し算ができること。
炒め玉ねぎも小分けして冷凍してあるし、トマト缶の残りもある。
人参も玉ねぎも使い残しが残ってる。というわけで、材料の準備は万端。

私のカレーは、トマトと野菜をたっぷり使った南インド系だ。
カレー粉は、輸入食品安売り店で買った
イギリス製のシェアウッドカレーのマイルド・タイプと、
インド製のマドラスカレーの2種類を使う。
煮込むときに、少し荒引きのマイルドカレーをたっぷり入れ、
途中で辛みの強いマドラスカレーを加え、
最後にガラムマサラで香り付けをする、というのが基本。

野菜をたっぷりと使うせいもあるが、
この方法だとそれだけでとろみがつく。

カレーが楽しいのは、材料をどんどん炒めて鍋に入れ、
グツグツ煮込めば出来上がり、というそのシンプルさ。
バリエーションもさまざまで、ひとり一人「自分のカレー」があるのもいい。

省エネと省熱を兼ねて、夏は保温調理鍋が活躍する。
まずは、フライパンでひき肉とニンニクを炒め、
ザクザク切った玉ねぎと人参も一緒に炒める。
それを保温鍋に入れて、水、缶トマト(3人前で半缶くらい)、炒め玉ねぎ、
豆(なんでもいいけど、今回はパンダ豆―ブラックアイビーンズを使用)、
別に炒めたナス、大匙2~3杯のマイルドカレー粉と、大匙1杯くらいの辛いカレー粉、
塩、ベイリーフを加えて、10分くらい煮立たせ、その後1時間ほど保温しておく。
肉を入れないときは、コンソメスープの素などを加えるとコクが出る。

食べる前に鍋をもう1度火にかけ、細切りして揚げた生姜を加え、
辛みの強いカレー粉と、塩、ガラムマサラで味を調整して、ひと煮立ち。

箸休めには、ヨーグルトときゅうり、トマト、セロリでライタを。
これはヨーグルトに塩・コショーを入れ、野菜を加えるだけの簡単料理。
インド人は牛乳や砂糖、ガラムマサラなどを加えるようだが、
私はヨーグルトと塩・コショーだけのシンプルなのが好き。
今回は色づけにパプリカと、お湯でもどしたクコの実をトッピングした。

ご飯をお茶碗に盛って逆さに置き、お子様ランチみたいにお皿に置いたら、
カレーを盛り付けてブロッコリーやくるみをトッピング。
1人前を盛り付けるときには、こんな工夫もまた楽しい。

冷凍庫のない昔は、鍋一杯つくったカレーを、
今日はうどん、明日はスパゲッティと日替わりで食べたものだが、
今は残ったカレーはタッパーに分け、冷凍しておけばいい。

おひとりさまの強力な味方、カレー。
たまにはたっぷりつくって冷凍を。
雑穀ご飯で食べれば、栄養バランスも満点だ。


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