市長が語る日頃の想い

~やすらおか館林市長が折に触れ感じたことを綴っていきます~

鯛は釣れなくても

2012年07月25日 | Weblog
 静寂の海を釣り舟はバシャバシャ、ゴツンゴツンと波しぶきをたて叩くように突き進む。港を離れてから約45分、いつもなら漁師の生活を支える豊かな漁場に到着。そこは、釣り好きの方なら一寸は知られた穴場らしい。

 実は先日、休暇をとって新潟の寺泊に仲間と共に一泊、その時に釣り船を予約し、鯛釣りに出かけたのだ。快晴に恵まれた釣り日和、遠く霞んで見える起伏の少ない山々と点在する小さな集落、なんの変哲もないうっとりするような風景に身も心も解かれる。誰に遠慮することもなく緊張もとれ、久々に解放感に浸ることができた。

 しかし、釣りの成果は無残なもので、用意したクーラーボックスは空っぽのまんま。他の方は、タイやアジなどそこそこの成果を持ち帰ったのだが、私だけ魚に嫌われてしまったみたいだ。よく冗談で魚は人を見るというが本当なのかも。大漁を固く信じて意気軒昂出発したが、結果は惨敗。今回はすっかり嫌われてしまった。次回は汚名を挽回するためにうまく変装してこようと思った。

 大海原で歓声を上げるのは壮快そのもの、気分転換には最高。次回こそは、とひそかに闘志を燃やした。

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