明日から3月。
職場で福利関係の広報誌が配布され、いそいそとエンタテインメント関係の告知ページをチェック。
おっ、お声明のコンサートのチケットが割引となっ!?
この日だったら、ツアーも一段落しているし(axの公演前だけど)行けそう。
お昼休みに、会場へ直接チケットの申し込みをすべく電話をしたところ、どうも話が違うっ!
広報誌には、公演当日にチケットを受け取って支払い、と書いてあるにもかかわらず、電話では申し込みから10日以内に会場へ出向いて支払いと説明されて、そんなヒマないも~ん!とキャンセル。
都内とはいえ、往復の交通費で、割引分を越えるってば!
座席が選べないという不満はありますが、それでもやっぱり聴きたいので、@ぴあでチケットを確保しました。
昨年の暮れ以来、こういう”和モノ”にも興味のあるMAYなのでした。
ってか、”声のチカラ”っていう点ではライヴも同じですよね。
ちょっと早めに帰らせてもらって、オルセー美術館展記念の、高階秀爾さんと鹿島茂さんによる特別対談を聴講するべく、丸ビルへ。
今回の特別展で主に見ることができる印象派の作品にはあまり興味がないのですが、このお二方には興味のあるMAY。といっても、興味のベクトルは全然違うような気がしますけども。
今月はじめの毛利衛さんのトークもそうでしたが、最近、人の話を聴くのが楽しいMAYです。
自分で興味があるからこそ足を運ぶ、だから楽しいというのは、ま、当たり前なんでしょうけどね。
授業や講義じゃありませんから、課題や評価というものとも無関係なのがいいですね。
公式サイトでの告知では”対談”ということでしたが、2時間のうち、それぞれの講演が20分、残りの時間が対談でした。それぞれ、美術史家、フランス文学者という立場から、19世紀のフランスにおける美術について語ってくださいました。
一つ一つの作品、そしてそれを描いた画家を”点”としてとらえてきましたが、”時代”という視野を持つと、画家同士のつながりや作品の関連などが見えてきて、そうなると鑑賞もまた違った視点からできるようになるんでしょうね。
とはいっても、オルセー展、行かないでしょうけど(こらこら)
お話は美術にとどまらず、同時代の作家や、建築、そしてパリという街の成長や万国博覧会など、多岐にわたるもので、美術に疎いMAYでもとても楽しく聴くことができました。
事前の腹ごしらえが過ぎて、途中なんどか気が遠くなりましたけどね(をいをい)
にしても、MAYがこれまで参加したことがあるイヴェントに比べると、平均年齢高いなぁ… MAYですら、若い部類に入るぞ。
東京駅の駅舎って、昼間より夜の方がカッコよく見えると思うなぁ…
これはライトのせいか、妙に黄色っぽく見えるけれども。