「引き裂かれる姉妹」
内容
天正五年。織田軍と毛利軍が播磨で激突。
福原城を攻め落とし、播磨で残るは上月城のみとなった。
城主・上月景貞(土平ドンペイ)の妻・力(酒井若菜)は、
官兵衛(岡田准一)の妻・光(中谷美紀)の姉。
戦をせず、なんとかしようと、官兵衛は上月城へと向かい、説得を試みる。
しかし景貞は、開城を拒否する。
事情を秀吉(竹中直人)に伝えた官兵衛は、先鋒を申し出る。
初めは、説得を試みる機会があると言っていた秀吉も、認めるしか無かった。
先鋒を認められ、覚悟を決めた官兵衛であったが、
その苛立ちから、善助(濱田岳)らに当たってしまう。
なんとか、なだめたモノの。。。
翌日、先鋒として出撃した黒田軍であったが、
上月には、宇喜多直家(陣内孝則)の軍が加わり、苦戦を強いられてしまう。
押され気味の黒田軍。
すると半兵衛(谷原章介)が、次の手をうつのだった。
次の瞬間、お家再興を目論む尼子勝久の家臣・山中鹿介(別所哲也)が、
尼子の兵を率い、加勢にやってくる。
その鹿介の圧力の前に、宇喜多軍は撤退するしか無かった。
敗退し籠城することになった景貞は、直家に援軍を依頼するのだが。。。。
一方、宇喜多軍の動きに注意を払う織田軍も決め手が無かったが、
突如、織田の陣に。。。。
敬称略
“こんな、しくじりは、初陣以来。”
だそうだ。
ってか。。。。ほとんど、官兵衛、戦ってないよね
そのうえ、“しくじり”と言うからには、
“戦で功を立てた”ことがあるわけなのである。
でも。。。。それ、どこ???
このモヤモヤを引っ張ったまま、
宇喜多直家の策謀を最終的に表現されてもねぇ。。。。。
ラスト付近の、官兵衛、光のやりとり。。。怒りなども、
いまいち、入ってこないです!!
結局、これって、
今作が、“無駄”なコトばかりを描き、“必要”なコトの描き方が甘い。
っていうことに繋がるわけである。
そう。連ドラだから、どうしても引っ張ってしまうのである。