「世界ヒット作日本上陸!超人嗅覚で事件に挑む!」
内容
大物代議士・大山良蔵(村井國夫)のパーティーが豪華客船で開かれていた。
「僕の鼻は間違えない」と。
ひとりの男(阿部寛)が、警察を呼ぶよう船長に告げる。
やがて、やって来た警官・小向達郎(香川照之)により、
犯人は逮捕されるのだった。まさに、男の推測どおりだった。
その直後、警視庁に、特別捜査支援室が設置される。
配属されてきた小向は、室長の上辺一郎(野間口徹)から妙な話をされる。
“スニッファー”という事件解決のコンサルタントもいるという。
そんななか捜査一課から回されてきた事件を担当する事になる支援室。
現場にいた小向の前に。。。。背の高い男がやってくる。
男は、特殊な嗅覚で事件を解決するコンサルタント
“スニッファー”と呼ばれる華岡信一郎だった。
早速、鼻栓を抜いた華岡は、現場の匂いを嗅ぎ、
事件の状況。。。そして凶器まで指摘し、小向達を驚かせる。
敬称略
原作は。。。。
脚本は、林宏司さん
演出は、堀切園健太郎さん
主人公の特殊能力を見せながら、
そのキャラも。。。。言ってみれば、変人ぶり、変態ぶりも見せている。
こういう硬軟のキャラの見せ方は重要で、
初回としては抜群に“ツカミ”になっていますね。
そのうえ、脚本、演出が本当に丁寧で、魅せ方も抜群。
かなり完成度の高い刑事モノに仕上がっている。
あ。。。これは。原作が。。。ってのは、無関係。
ドラマの仕上がりの優劣は、ほぼ全て脚本、演出ですから。
そこに、良い感じで俳優が噛み合えば、よりいっそう面白くなるのだ。
これ。。。昔の様に“土9”で放送すれば良いんじゃ?
もともと、ライバルがいる時間帯なので、
“土10”にってのも。.分かるんだけど。
今作なら、“土曜ワイド”も含めた、ライバルに打ち勝つ可能性は高い。
ほんと、今作、良いですね。かなり面白い。
ドラマとしても、素晴らしい仕上がり。
今期。。。どころか、
今年の最高傑作かもしれませんね。
全7回なんていわず。
早いけど、続編を検討しても良いんじゃ?