『京都~有馬温泉120キロアリバイ!!死体を瞬間移動させた祇園美女!?
内容
祇園のクラブのホステス上野亜沙美(中園友乃)の絞殺死体が、
自宅マンションで発見される。
現場には争ったあとが無く、顔見知りの犯行と思われた。
そんななか、捜査一課の城戸(中村梅雀)珠子(真矢みき)ら城戸班が臨場。
捜査が始められる。
スケッチブックに、現場の状況を書き込み地図の作成を始める珠子。
一方で麻里(内山理名)が第一発見者のママ・西川由梨から話を聞いたところ、
今夜は、客と同伴予定だったらしいが、連絡が取れず、
部屋にやって来たところ、被害者を見つけたようだった。
その直後、防犯カメラを確認していた珠子と望月(阿部力)は、声を上げる。
先日、道案内をした観光客の女性(手塚理美)が映っていたのだ。
そんななか、部屋の持ち主が、被害者では無く
鍋島宗広という不動産会社会長だと分かってくる。
会社を取り仕切る甥・茂の話では、会長の愛人だと判明ということだった。
現在は、入院しているらしい。。。
茂のアリバイを尋ねたところ、共同事業主の柳原秀夫(村田雄浩)と一緒だと。
が。。。そこに、珠子が出会った女性が顔を出す。
柳原の妻・元子だという。
防犯カメラの件を伝えたところ、夫のマンションと間違えたという元子。
しかし珠子は気づく。現場に落ちていたサルスベリの花。
先日、元子と出会った公園にもサルスベリの花があったのだ。
“嘘”だと珠子が問い正したところ、
かつて亜沙美と夫・秀夫が不倫関係にあり、
元子は、亜沙美に呼ばれてマンションに行ったと話はじめる。
実は元子。娘も就職し、夫とのことに決着をつけるため離婚届を持ってきていた。
珠子たちは、秀夫と茂のアリバイを追うために、有馬温泉へと。。。。
敬称略
今回は、真部千晶さん
前回よりは、無駄が無くなり。
捜査をしている印象が強くなったことで、
珠子のキャラが、明確になった感じですね。
おかげで、一応、サスペンス、ミステリーとして成立しているのは理解出来る。
地図もたくさん登場しましたしね!!
ただ、根本的な疑問なのだが。
あの~~~~~~
京都から飛び出しても良いワケなの???
たしかに。
有名な《十津川警部》など、いわゆる旅情モノと言われる作品は、
その管轄を飛び出して、色々な場所に移動します。
今作《捜査地図》にしても、、
無理に、京都に押し込める必要も無いし、
関西圏であるならば、動いても良いだろう。
実際、この枠の他の作品も、動くこともありますから。
だから、その部分も不満は無い。
が!!が!!。。。疑問。
今作って、“京都”である事を強調して番宣してましたよね??
これ思うんだけど。
強調していたならば、京都だけで作るべきなんじゃ??
中村梅雀さんの《赤かぶ》なんてのも、
赴任している場所が場所だし、強調しているからこそ、
よっぽどのことが無い限り飛び出さない。
今作。
結果的に、“ねね”というキーワードと“高台寺”“園徳院”を繋げている。
たしかに有馬温泉も関係が無いわけでは無いが、
動きすぎは、いわゆる“越境”の違和感を生むだけでは無い。
事件の捜査で、地図をメインにしているはずの主人公。
設定上、地図や名所などに詳しいのは当然ではあるが、
動いてしまうと、そこで“発見”してしまうため、
詳しくないのでは?という疑問も生まれてしまっている。
せめて、京都以外は、
他のキャラに任せるべきなんじゃないのかな??
同期の成田なんて、うってつけだよね??
ネタ自体、悪くは無いと思うんだけど、
それ以前に、
行動的なのか。。。それとも。。。
主人公のキャラが、よくわかりません。
だから、行動していても、浮いて見えます。
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