「大逆転なるか!?涙の訳は?」
内容
東洋カメラの新機種のため、
イメージセンサーのコンペを行う事になった青島製作所とイツワ電器。
細川(唐沢寿明)たち役員一同は、
メインバンク、白水銀行の磯部(峰竜太)に覚悟を伝える。
そして開発部長の神山(山本亨)に、残り1週間を託すのだった。
一方、イツワとの最終決戦を控え、
決起集会を開いていた野球部員たちのまえに細川が顔を出す。。。
「明日の試合、勝ってくれ。勝てば奇跡は起こるかもしれない」
細川からの思わぬ激励に、部員たちの士気は高まっていく。
そして、翌日。イツワとの戦いがはじまった野球部。
同じ頃、開発部では、最後の調整をしていた。
敬称略
途中のセリフにあったように。。。まさに“クサイ”戦いになっていますね。
まあ、
ここまで、序盤から、野球部押しで来るとは思いませんでしたけどね(笑)
とはいえ
あくまでも“ルーズヴェルト・ゲーム”ですので、一進一退。
野球のドラマとしては、悪くないお話だったと思います。
ただ
あまりに盛り上がりすぎて、“本題”が。。。。忘れ去られていますが。
見ているこっちも、忘れるほど集中していたので。。。。。
しっかし、完全に、野球ドラマになりましたね(笑)
頭の中、《ROOKIES》のテーマが、。。。ずっと。。。
今作の奇妙さは、この部分にあったりする。
たしかに、野球部分は面白い。でも、企業部分も面白い。
一応、リンクしている部分もあるんだけど、
基本的に、2本立てで描かれてきましたからね。
悪いわけでも無いし、物足りないわけでも無い。
ただ、モッタイナイという印象かな。。。
もうひと工夫、何かがあれば、。。。
特に、両者の“リンク”があれば、もっと面白かった可能性が高い。
イヤな言い方をすれば、“結末”は、開始時点で分かっていることなのですから。