『老人狙う放火殺人…結婚詐欺と１千万の謎』
内容
今回こそは“報奨金！”と真知子（戸田恵子）和美（堀内敬子）純（桐谷美玲）
３人の後押しもあり、今回こそと、、、黎（米倉涼子）たちは、
次のターゲットを絞り込みを始める。
簡単なモノ。。。。ということで
私的報奨金５０万だが、１ヶ月前に起きたリサイクルショップの火事に決定。
被害者は、焼け跡から見つかった経営者の吉田徹（浜田晃）
警察のしらべで、事件性がない火事として処理されていた。
しかし妙な部分もあるという。数ヶ月前に引きだした金１０００万が行方不明。
放火の可能性を考え弟の信二（須永慶）が、かけたという。
黎が信二から話を聞くと２０年ほど疎遠であったとわかる。
一方、純の聞き込みで、偏屈おやじとして有名だった。
すると和美が、吉田に女がいたという証言を聞き込んでくる。
偏屈おやじに女と言う事で、金目当ての犯行では？と推理する黎たち。
その後の聞き込みで、吉田が婚活パーティーに参加していたと分かってくる。
はじめは嫌々だったが、純に押し切られ、純と潜入することになる黎。
緊張の中、５０歳以上限定のパーティーに参加するのだが。。。収穫無し。
同じ頃、聞き込みをしていた和美は、吉田と知り合いのカマールという男から
ついに女性の写真の入手に成功する。小川由美。。。。杏子？
特徴のあるネイル。。。の女（能世あんな）
敬称略
まあ。。。どっちもどっちの印象も少しあるが。
それでも直前の作品よりは、ミステリー、サスペンスらしい感じですね。
物語は、
火事の現場で見つかった遺体。
警察は、ただの火事と断定したが、遺族が違和感を抱く。
金が無くなっている！！
って感じだ。
ここだけ書けば、明らかにベタなお話である。
主人公たちが素人ではなく、プロの刑事だったら、
それこそ、『木曜ミステリー』にでも、やっていそうな物語だ。
そんな物語に、今作としては、
登場人物を動かすことで、“らしさ”を描いた感じですね。
ただまあ。。。さすがに偶然が過ぎる“捜索”になってしまっているので
そこだけは、大きなマイナス点。
その部分さえなければ、もう少し無理なく見ることが出来たかもしれませんね。
１つ良かったことと言えば、
無理矢理に妹や姪のことで、時間を割いてこなかったこと。
序盤で、解決のきっかけとなるネタフリくらいだしね。
時間が短くなるだけで、
普通に調査などを行っているように見えます。
ドラマとしては、盛り上がりという意味では、微妙なのは確かだが。
こういった作品も、前述したように多く存在しますので、
これはこれで、良いのかもしれません。
“らしさ”も介在していましたし、これが今作なのでしょう。
そう。。。
別に、事件を解決しなくても、それなりにドラマを描いていくということを
前回、今回で、今作は宣言したと言う事である。
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第４話