「攻撃系女子とピュア巡査バディの痛快ポリス・コメディー!潜入捜査で女装しなさい」
内容
田中(波岡一喜)という男が、人質を取って、ビルに立てこもっていた。
フィギュアが欲しいらしいのだが、
川崎青空警察署刑事一課強行犯捜査係の白金不二子(吉田羊)らの説得を
一切聞こうとしない。
そんなとき、フィギュアを持った妙な女(多部未華子)が現れる。
フィギュアを使い、犯人を翻弄した後、
女は、田中の過去を口にし、追いつめ始める。
追いつめられた田中は。。。。“辞めてくれ~”。。。。と銃を手放してしまう。
そんな田中に「もう限界?」と。アッサリ田中を確保する女。。
この奇妙な女こそ、本日付で強行犯捜査係に配属された黒井マヤだった。
そんなある日の夜のこと。
川崎青空所管内の交番に、妙な電話がかかってくる。
廃工場でチンピラが騒いでいると。
連絡を受けた巡査の代官山脩介(大倉忠義)が、廃工場へ向かうと、遺体が!!!
翌朝、マヤたち強行犯捜査係が捜査を開始。
その直後、代官山が、捜査係に異動。マヤの相棒になるのだった。
そんななか、被害者が青山真一郎と判明。
やがて廃工場に出入りする不良グループが特定される。リーダーは前原雄一。
捜査係は、重要参考人として捜査を続けるが。。。。
一方、マヤは、被害者宅から、1枚の写真を見つける。
そんな折、捜査係の有栖川恒夫(勝村政信)らは、前原の身柄を確保。
アリバイがあることが判明する。
捜査はフリダシに戻ったと思われたが、
被害者が派遣されていた会社の上司・五十嵐豊(矢柴俊博)からの電話で、
代官山はある事に気付き。。。。。
敬称略
原作は未読。
脚本は、川崎いづみさん
ただ演出が、中島悟さんなので。。。まさに“そういう雰囲気”のドラマですね。
話自体は、タイトルどおり。。。。“ドS刑事”の話だ。
シュールさもあって、この枠じゃ、これくらいが丁度良いかな。
ただ残念ながら。枠が枠と言う事もあって。
同局で昨年放送された《トクボウ警察庁特殊防犯課》と被っていても、
《トクボウ》ほどの突き抜け感はない。
実際、中島悟さんの同種の作品である《戦力外捜査官》《デカワンコ》ほど
際だったものが、あまり無く。
それらと比べて、少し物足りなさがありますね。
犯人の追いつめ方も、悪くないんだけどね。
でも、そこに至るまでで、もう少し“何か”を際だたせ始めれば、
もっと楽しくなるかもしれません。