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働きマン 第10話 父の想いと娘の仕事

2007年12月12日 23時56分48秒 | 2007年ドラマ
内容
ある日の朝、一通のハガキ。
出張のついでに、父・征治が訪ねてくることを知る弘子。
『創刊20周年記念、年末増刊号』のチーフで、
大忙しの弘子。
それどころではなかったが、父と会うことに。
やはり、、、、結婚などの話をしてくる父。
偶然に、雅美、田中の登場で、
うまくごまかしてしまう弘子だった。

編集の仕事に理解が無く、
昔気質の正確で、実直な公務員。
弘子は、父がうざくて仕方なかった。
そのうえ、部屋に泊まるとまで言い出す。
その夜。JIDAIはくだらないという征治の言葉に、
反論する弘子。そして、、、つい言ってしまう。
『お父さんみたいになりたくない』と。

だが、翌日。
夕食を一緒にするはずだった、父と弘子。
仕事のため遅れてしまったことで、
成田から、聞かされる『父の愛情』。。。

そんなとき、『事故』発生で、弘子は。。。










弘子が、よくよく考えてみれば、
昔の記事。
それがすべての『発端』だった。

弘子が、『熱さ』を感じたのも、
父が買ってきていた『昔のJIDAI』=『時代』

父は、そんな『時代』を知っている人だった。

だからこその『くだらない』だったのかもしれません。


実直で、うざすぎる父。
でも、『年賀状』、『麻婆豆腐』を作った父に表現されるように、

父は、どこまでも娘を愛していた。

たとえ『マズいマーボー』でも、
それは、父の味、父の『愛』。





まさか、『家族愛』の話とはね。。。
それも『父』ですか。
コレが『娘』ってのが、かなり面白いトコロでしたね。

序盤の、今までの展開では、『あり得ない松方弘子』を見せることで
オモシロを表現しながら、

弘子が、父とケンカ。

昔の記事というネタフリから、『弘子の仕事』へと。
それが、最終的に『父の理解』に繋がっていった。

そんななか、
父が、編集長、デスクと接触させることで、
『父の愛』を理解させられるという。。。


完全に『父のこと』『編集のこと』の2つの話なのだが、
かなりうまくリンクさせ、面白かったと思います。

まぁ、父の方は、ベタだけどね(^_^;
それを、成田による間接表現だったのも、
逆に良いことだった気がします。

直だと、やはり対立状態から抜け出せないからね(^_^)b

成田『娘への愛情だな
   時代は変わっても、親の愛情は変わらない
   まだまだ良い世の中だな


仕事に関しても、
熱い昔の記事を前にして、熱くなりすぎた弘子に一喝
編集長『ウチは、新聞じゃない、週刊誌だ!!

このネタフリで、最後には
かなり衝撃的な『ネタ』へと繋いでいった。

弘子『事故の写真はすでに世間に出回っています
   だからコレなんです
   事故を見て、まるでテレビでも観るかのようにシャッターを切る人々
   この一枚には、何かが込められていると思うんです。
   伝えなきゃいけないと思うんです。
   わたしたちは新聞じゃない、週刊誌だから

編集長『お前たちは見たままの、熱く力強い記事を書け


誰が見ても衝撃的に見える
『今の時代にある異常事態』

でも、その『異常』は、『普通』に行われてしまっていること。

ネタの面白さも、
弘子の『気持ち』だけでなく、ドラマを引き締めた感じです(^_^)b



ほんと、2つの話ながら、かなり上手くまとめられていました。
私の中では、
今までのエピソードの中では、一番かな(^。^)

今の時代にある、1つの『現実』と、もう1つの『現実』。
そんな『時代』を描いた、社会派ドラマのようで、
面白かったと思います。


編集長、デスク、田中、菅原などの、キャラもキッチリ描いてましたしね。

伊武雅刀さん、沢村一樹さん、速水もこみちさん、津田寛治さん。
それぞれ、いい味出していました。

そうそう!!
雅美『佐田真由美さん』もね(^。^)



それにしても、、、、
次回、、、まぁ、結局『働きマン』なんでしょうけどね(^_^;


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