『かなりヤバい事件』
内容
その日、警視庁内で“都民交流会”が開かれていた。
野立(竹野内豊)は、絵里子(天海祐希)に“制服”を見せつけ、生き生きと。
バカバカしい、、、そんなコトやっている場合じゃないという絵里子だったが、
そこには、同じく絵元気な花形(溝端淳平)も、、母・光代と!?
他にも山村(温水洋一)や片桐(玉山鉄二)そして田所(長谷川京子)らも
まんざらではないようで。。。
そんななか、ひとりの男(田中圭)が、取調室に立てこもる。
早く帰ってもらうようにと花形に促す絵里子だったのだが、
その男、手錠をかけ、、、窓の鉄索に固定。..鍵を飲み込んでしまった!!
仕方が無く、、絵里子が、その男“立花義人”に向き合うことにするが、
すると“僕は、誰でしょう”と。。。男が問いかけてくる。
そのために“宿題”を出したと言うのだった。
“出来なければ、罰が待っている。僕は時計を巻き戻しに来たんです。
対策室のみなさんの時計をね”
まさに意味深な言葉だった。
その後、山村、岩井(ケンドーコバヤシ)らに“取調室の男”からメールが届く。
そこには、、、バス停の写真が添付されていた。
直後、そのバス停で、ゴミ箱が爆発。
ガスが発生し通行人が病院へ搬送される事件が発生する。
“都民の命はオレが預かった”
と対策室の面々に“スイッチ”を見せるのだった。
そして再び、男が“宿題”だというメールが送られてくる。
“パートナーとの思い出の公園とは?(制限時間20分)”
2枚の写真が添付されていた。
対策室の面々は、様々なことを思い出すが、絵里子でさえ、たどり着けずにいた
やがて理香(成海璃子)の分析もアリ、ようやく、岩井の“過去”に繋がる。
マル暴時代、、、岩井が先輩刑事を殴った公園。。。戸越北公園だった。
公園で、不審なモノを見つける片桐と岩井。が。。。。ダミー
そして再び、写真が添付されてメールが送られてくる。
“今も心に残る銃弾は?(制限時間20分)”
今度は片桐が、京浜環境工場跡地を思い出す。
逮捕のために、、、容疑者を誤射した場所。。。。だが、またダミー。
その後、所持品のカバンを、、挑戦的に対策室に手渡す“男”
指紋が検出されない徹底ぶりであったが、妙なビンが入っていた。
フッ化水素。。。。劇薬だった。
そして、“最後の宿題”が届けられる。
“全ての答えは2人をつなぐあのセレクトの中にある”と。
やがて絵里子は、四課と一課の合同捜査のコトを思い出すのだった。
“対策室”が生まれたきっかけとなった事件。
そう。。。ターゲットは、“対策室”そのもの。
丹波(光石研)の階級をしていたこともアリ、
間違いなく“男”は、、、警察関係者だとわかる。
その直後、対策室でガスの発生装置が見つかり。。。。。。
ついに小暮雅夫と判明する。
敬称略
物語は、
謎の男が、取調室に立てこもり!!
次々提示される“宿題”という名の挑戦状。
苦戦する対策室の面々。
ようやくたどり着いたのは、、、、、
って感じだ。
どこかで、似たようなネタが。。。。って禁句ですね。。これは。
でも
前回に続き、
分かってはいても、大どんでん返しに絵里子らしさを描きこみ
少し引き延ばし気味ですが、、、
悪くないエピソードだったと思います。
そう、“エピソード0”と言っても良いかもね。
まあ。。
本来、こういったエピソードは、
“小ネタ”という手ばかりを使っている今作ではなく、
“対策室”の格好良さを素直に楽しめていた前作に描くべきだった。。。けどね。
悪くない、ネタだっただけに、
今シリーズの微妙な残念さが、逆に際だったような気がします。
結局、手の内を犯人に見せずに、視聴者に多少なりとも見せる。
そこを、、、取り違えている部分があるのが、今シリーズなんですよね。
今回のような感じなら、普通に満足出来ているのに。。。
念のため、最後に書いておくが、
細かい部分で、いろいろとツッコミどころはあるのだが、
そこは、、、“BOSS”ってことで、、スルーしておきます。
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