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NHK土曜ドラマ『55歳からのハローライフ』第1話

2014年06月14日 22時37分31秒 | 2014年ドラマ

「人生の再出発・村上龍原作ドラマ」

『キャンピングカー』

内容
定年退職になったら、キャンピングカーを買って旅に出る。
そんな夢を持つ、敏腕営業マンの富裕太郎(リリー・フランキー)は、
58歳にして、早期退職を選んだ。

会社を辞めた、その日の夕食。
妻・凪子(戸田恵子)長女・美貴(市川実日子)長男・進武(橋爪遼)に
夢を語る太郎。すでにキャンピングカーを買ったと告げ、皆を戸惑わせてしまう。

翌日、凪子に問われ、すでに手付金を払っていると話す太郎。
あまりのことに呆れる凪子は、旅に出ることは出来ないと太郎に伝える。
妻からのまさかの答えに、太郎の退職後の計画は頓挫する。

親友の駒野(ピエール瀧)だけは、同じような夢を持っているため、
太郎に理解を示してくれるが。。。。

その後、太郎は、進武、美貴から、凪子を説得するため、
再就職することを勧められる。

そこで太郎は、元取引先の社長、篠原(中村育二)に相談に乗ってもらうが、
“現実”を思い知ることに。
その後も、ツテを頼ろうとするがダメだった。
不満を駒野に伝えたところ、太郎自身に問題があるよう。

意を決した太郎は、キャリアカウンセラーに相談に乗ってもらう。
しかし面接をした仲西(小林高鹿)から、スキルがないと指摘されてしまう。
太郎に共感してくれるのは、
カウンセラーから同じコトを指摘された林(田山涼成)だけ。

ついに太郎の心は。。。。そして体も。。。
謎の男(長谷川博己)が見えるようになっていく。。。。

敬称略



1話完結のオムニバス。

毎回、再出発する人たち。。。を描くらしい。

原作は村上龍さん。


今回の脚本は、大森寿美男さん


話は、早期退職を選んだ男の話である。


夢と現実のギャップで苦悩し、病んでいく男。

だが心療内科医に相談して。。。。


って感じかな。


原作未読なので、何とも言い難いが。

作者の空気がそこかしこに見られる話ですね。

それは、感じ取ることが出来ました。


1話完結なので、見やすくて良いですね。

一応、“繋がり”も描いているし。

NHKのドラマらしいドラマに仕上がっていたと思います。

この雰囲気。。。かつて。。。NHKで、良く作られていましたが。。。


NHKですら、俳優の名前に頼るようになっている昨今。


こういう良質な作品を観ると、

そんな物に頼らなくても、良い作品が出来る!

と思わせてくれます。


まあ、前述のような“かつて。。。”ではあるんですけどね。

最近じゃ、NHKは単発ですが、

よく似た雰囲気のドラマを“特集ドラマ”“地域発ドラマ”で

作っていますので。。。。その路線と言えば、路線ではあります。