「殺し屋の記憶と妹の謎」
内容
療養施設で、奇妙な画を描く少女・みゆき
爆心地で、何かを見たようで、母・幸恵は、心配する。
施設のカウンセラー山吹によると“お化けを見た”と言っているという。
そのことを知った大杉（香川照之）は、
鳴宮（伊藤淳史）に命じて、監視カメラの映像から見たモノを探すが
まるで映像が削除されたかのように、見つからなかった。
そのころ倉木（西島秀俊）は、美希（真木よう子）を食事に誘い、
事件の情報を聞き出そうとしていた。
しかし話そうとしない美希。そこで倉木は、美希の経歴を話し挑発していた。
同じく公安警察官だった美希の父が、ある任務中に行方不明になっていると。
ようやく、口を開く美希。。。。
直後、倉木は、アテナセキュリティの役員・東和夫（長谷川博己）の元を訪ねる。
新谷（池松壮亮）の名を出すが。。。。
一方、大杉は、美希を詰問していた。
「お前は、何かを隠してる」
しかし美希は、一切、語ろうとしなかった。
そこで倉木は、東をワナにはめ、揺さぶろうとするが、失敗。
なんらかの圧力が警察にかかったと思われた。
そんななか、新谷が自宅マンションに現れたことで。。。。。
敬称略
“あんた、知らないうちに越えてるよ
あんたと俺たちの境界線だよ
越えちゃいけない境界線を越えてる”
まだ、２話目なので、謎が解けるわけが無いのだが。
それでも、主人公たちが、徐々に真実へ近づいていき、
謎が謎を呼ぶ展開になっていることは、キッチリ表現されていて、
次回以降への興味を繋いでくれている。
見事ですね。
もちろん、真実へ近づいていても、謎は残ったままなので。
人によっては、モヤモヤしたモノが残ったままで、イライラ。。。なのですが。
今回、一番良かったのは、東が前面に出始めたこと。
それにともなって、中神も前に出始めて、
緊張感が生まれはじめましたね。
こういうバランスこそが、この手の作品にとっては重要なので、
このバランスが崩れはじめた時に、何かがあるのでしょう。
このあたりは、ほんと、、、さすがだよね。。。