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絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~ 第5話

2011年08月09日 21時54分00秒 | 2011年ドラマ

『特殊犯罪潜入捜査~無の殺意』

内容
犯罪が起こりやすい環境をテーマにした講演が行われた。
人気が無い、見通しが悪いなど。。。。都市の死角。
長嶋室長(北大路欣也)倉田係長(杉本哲太)泉(上戸彩)瀧河(桐谷健太)
そして高峰(山口紗弥加)らも出席していた。
講演を行ったのは科警研の前島誠司(高杉亘)
プロファイリング研修で知り合った高峰は、長嶋らを紹介し
前島の研究資料について取り寄せるのだった。

その後、分析の結果、この3か月で事件が多発していたいくつかの地域で、
共通点があるコトが分かってくる。
前島が“犯罪多発地点”と指定した場所を狙った犯罪が繰り返されていた!
それも通常の5倍以上という異常事態。
犯罪が多発したあと、別の場所に移動、、それが繰り返されていた。
前島個人でそれらの地域で、ボランティアと防犯活動を行い、
防犯マップを作成などを行っていることから、
犯人がマップを悪用している可能性があった。
一方で、犯行現場近くの防犯カメラの偽造ナンバーの車に乗る同一人物が!

そこで長嶋は、その防犯活動への参加を泉達に命じるのだった。
泉と白石(中原丈雄)は、ボランティアとして。。。
高峰は、娘・詩織(毛利恋子)と参加し、度々参加するスタッフが判明する。
大学院生の戸山加奈。主婦の木田智子。
スーパー店長の梶田真之(松林慎司)
それぞれの行動を観察するうちに梶田が、妙な行動を取っていると分かる。
資料などを会場外に持ちだし、どこかへ送ろうとしていた!
瀧河が、梶田に接近し、、、送り先は“都市開発デザイン研究所”

瀧河と磯村(小林高鹿)が、その会社に潜入。
社長の窪田修輔(若林宏二)は、防犯カメラの人物だった。
その後の調査で、梶田には借金があり、窪田に利用されているよう。
また窪田には、
大物代議士・豊川尚男の秘書・尾上哲也が窪田と接触していると分かってくる。

そんな折、ホームレスが殴打される事件が発生する。
殺人未遂までの犯行は今までに無く、エスカレートしている可能性があった。
再び、該当地域での追跡調査を行った結果、同様の事件が3件発生していた。
警棒による殴打事件、、、被害者は、いずれも男性。
深沢(丸山智己)に捜査協力を要請した結果、
共通点はわからなかったが、最初の被害者に違和感が存在した。
なぜ、自宅周辺ではない地域に、夜の9時過ぎに現場近くに居たのか?

その後、3件の殴打事件近くで、防犯カメラに窪田の姿が!
明らかに、何らかの関係があると思われた。
やがて、犯罪が行われた地域と、再開発地域が一致していると分かり。。。。。

敬称略


明らかに、情報過多な作品となりつつある今作(苦笑)


今回、綿密に練り込まれていることは分かるし、
ようやく、泉たちの捜査班と深沢との繋がりも明確となり

流れも無理がなくなり、今までよりも前後の整合性も悪くないし、
テンポも良くなった印象である。

やはり、
実際に犯罪捜査をする“表の捜査員”が見えなければ、意味がありませんしね。

また、潜入捜査に長嶋が参加しないのも、良かった部分。


が、同時に。

ただまあ。ネタ切れということもあるのだろうが、
“潜入捜査”という意味合いの部分は、
今までよりも、かなり薄くなっている感じだ


潜入の中にあった、“魅せる”部分が、“オモシロ”に転換。
剥製や、その前後の潜入も、全てその手のネタであろう。

その一方で、事件についても
家族や、知り合いが参加するなど、ひねりが無い状態。

恐るべきは、、、、“また”勝手に泉が単独捜査を始めたことだろう。
放し飼いがダメって、分かっているはずなのに
。。。。。

そのうえ、高峰に至っては、
ヒールが折れて、裸足で走るって。。。。。ベタ。
これは、いずれあるだろうとは、想像はつきましたけどね。

2回ほど前から、泉の足下がほとんど映らなくなり、
映っても“折れないヒール”になっていましたから!


それにしても、
良い感じになっている。。。。と思えば良いのか。
それとも
元通りになりつつある...と思えば良いのか。

エピソード自体が、そこそこよく作られているし、
オモシロ味が生まれつつあるだけに、

妙な部分さえなければ。。。。。

その印象が強くなってしまったのは、ホントに残念である。


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