『彼女は俺のモノだ』
内容
美子（瀧本美織）が廉（玉森裕太）に
想いを寄せていると知ったＮＡＮＡ（小嶋陽菜）は、“近づくな”と言い始める。
出来ないなら、女であるコトをばらすと言うのだった。
動揺する美子は、それが元で体調を崩してしまう。
合宿所に連れ帰り、廉、柊（藤ヶ谷太輔）勇気（八乙女光）は心配するが、、
その日の夜。。美子が高熱を出していることに気付いた廉は、無理矢理病院へ
しかし美子は、女だとバレるとＡ．Ｎ．ＪＥＬＬに迷惑がかかると診察を拒否。
「病院に行けば、全部無くなっちゃいます。
廉さんの大事にしているモノが全部。そんなの耐えられない！」
美子の強い思いに廉は、合宿所へと連れ帰り、１人で看病することに。。。
翌朝、気がついた美子に、廉は告げる。
「俺はお前を見直した。
自分のコトよりＡ．Ｎ．ＪＥＬＬのことを一番に考えてた
ちょっと感動して。だから俺は、お前を受け入れることに決めた。
これからは、俺がお前を守ってやる。
１人で抱え込むな、何でも相談しろ」
廉の言葉に、大感激する美子、、、でもＮＡＮＡの言葉が頭をよぎり。。。
同じ頃、水沢麗子（萬田久子）は、シゲ子（井森美幸）に接触し、
シゲ子の兄・桜庭拓海の曲をリメイクすることになったことを告げていた。
そして、、拓海の双子の兄妹に会わせて欲しいと。
そんななか、安藤社長（高嶋政伸）は、
プロモーションビデオの盛大な試写会を行うことを決定する。
するとＮＡＮＡから、イベントで女であるコトを公表しろと命じられ、
追い詰められてしまう美子。
何らかの悩みを抱えているとみた安藤社長は、
「誇りに思っている」と伝えるが。。。。美子の覚悟は決まる。
その日の夜。手料理を、廉、柊、勇気に振る舞う美子。
そして、、、試写会の日。。。。美子は姿を消し。。。。
敬称略
ダラダラと感想を。。。
脅迫を受けている状態ではあるが、
美子が男であるか女であるかという、そういう部分の緊張感と、
バンドの命運。。。
そして、恋バナ。。。。ライバル登場。。。などなど
かなり盛りだくさんな内容ではあるが。
ここに、２，３回の停滞感に比べれば、
ドラマとして、良い感じの面白さはあったと思います。
今作の肝である“秘密”に関しても、
色々な方向から、十二分に利用しきった印象もありますしね。
恋バナ部分にしても、
複数人物が絡み合う、良い描かれ方で、
ベタな印象もありますが、なかなか良かったと思います。
最終的に、、、“女を捜せ”も、、、ね。
ただまぁ、少し気になったのは、
秘密と恋バナだけで、かなり上手く回っている中、
バレバレに近かったとは言え、“新しい秘密”を混ぜてきたこと。
確かに、これはこれでオモシロ味ではあるし
後半の“肝”となるのでしょうが、
なんか、強引さを感じてしまうのも事実で。
もう少しシゲ子を使って、ネタフリをしておいた方が良かったかな。
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