「俺、失恋することにした」
内容
えれな(水原希子)を心配する爽太(松本潤)は、
薫子(水川あさみ)が引き止めるのも聞かず、部屋へと向かう。
だが、部屋のどこを捜しても見つからない。不安がよぎる爽太。
ようやくクローゼットのなかで、えれなと見つけ安堵するのだった。
倉科(佐藤祐基)に告白したのだが、結婚していて子供もいると知ったと。
恋は終わったけど、良い人と分かって良かったと告げる。
次の瞬間、紗絵子(石原さとみ)のことを思い出す爽太。
“おれ、なんで諦めてないんだろう。。。”
ふと携帯を見ると、紗絵子からのメールが届いていることに気づく。。。
同じ頃、紗絵子は、爽太からの返信を期待していたが。。。
翌朝、朝食作りをしていた爽太は、えれなを見ていて、涙があふれ出す。
紗絵子を諦めきれない、ホントの気持ちを知った瞬間だった。
その後、店にやってきた爽太は、昨夜のことを薫子に謝罪する。
薫子が好きだから、その人の口から悪口を聞きたくなかったと。
そしてみんなを前にして爽太は宣言する。
“俺、失恋することにした”
敬称略
“ここで終わらせて、完成させる。この恋を。完成するんだ。俺の片思い”
細かい部分も含めて、
ここ最近には無く、
ホントに丁寧な“月9らしい恋バナ”に仕上がってきましたね。
個人的には、
開始当初。。。ただのコメディだと思っていたのだが。
気が付くと、それがオモシロ味になり。
いつのまにか、見ていて心地よさを感じている。
逆に、ここ最近の作品で、
何を間違っていたかというと。。。絞り込みの甘さ。
今作は、どこまでも主人公に絞り込んでいる。
そしてそれを取り巻く人たちという構図。
ハブとスポークの関係ですね。
分かり易さもあるが、
絞り込むことで、丁寧な描写も出来るのだ。
シンプルだけど、無理に捻る必要は無い。
ってことである。
まあ。。。視聴者。。。ターゲットにもよるだろうが。。。。
無理に、“大人向け”を意識した物語にするより、
“月9”だと割り切れば、これくらいがちょうど良い感じ。