レベル999のgoo部屋

2011年4月に、、、本店の1つに格上げ
トラックバック、コメントも受け付けています。

新・警視庁捜査一課9係season3(6) 第10話

2011年09月07日 21時58分57秒 | 2011年ドラマ
『悪魔の連載』

内容
週刊永楽記者・馬場啓介(信太昌之)の撲殺死体が発見された。
後頭部を殴られたのが致命傷になったよう。
ただ現場には争った形跡が、なぜか、無かった。
早瀬川(原沙知絵)によれば、左利きの人間が殴った可能性が判明。
そして胃からは、、ブルーベリー。。。

被害者が最後に電話をかけたのはフリーライターの城戸香奈子(入山法子)
青柳(吹越満)矢沢(田口浩正)が、聞き込みへ。。。

そんななか、週刊永楽を手に取っていた加納係長(渡瀬恒彦)は、
ある事に気付く。33歳で日本王座を返上し、
世界戦に挑むことが決まったボクサー柏木雄一郎(金子賢)のことを
連載していたのだが、なぜか、、、連載が打ち切りになっていた。

一方、編集部を訪れた村瀬(津田寛治)小宮山(羽田美智子)は、
編集長・大村春樹から、妙な話を聞く。
なぜか、場違いなボクサーの取材を始めたことを馬場に聞いたところ
“これから面白くなる”という意味深な言葉を残していた。

同じ頃、柏木の所属ジムを訪ねる加納と浅輪(井ノ原快彦)
荒川十三会長(赤星昇一郎)によると、
世界戦が近いため柏木の密着取材を受けていなかったという。
ただ犯行時刻、柏木は、ロードワークに出ていたと。。。。アリバイは無かった。
近くの店の店員・新津良英(大竹浩一)の話では、柏木がよく来るらしいが、
その日は来なかったという。

そのころ、香奈子から話を聞く青柳と矢沢。
馬場と一緒に柏木への密着取材をしていたというが。。。
ベランダにはブルーベリー。。。。。


やがて馬場のデジカメの中から、
荒川と龍仁会幹部・尾崎和也が親密な関係が分かる1枚の写真が見つかる。
馬場の狙いはスキャンダル狙いだと思われた。
また、柏木がロードワークに出ていたという証言が、
防犯カメラの映像などから、嘘の可能性が浮かび上がってくる。

そのことで荒川を任意で聴取をするが、尾崎との関係は認めたモノの犯行を否認。
個人的なモノで、ジムとはなんの関係も無いと証言する。
その事を荒川が馬場に伝えたところ、
そんなことは関係なく、緊張感が足りないと言われたという。
そして、、、“ペンの力で人を殺した”と馬場が言ったと言うことだった。

柏木に対しても聴取が行われるが、嘘はついていないというばかり。
勘違いしていたと言うが。。。。。
その証言に、何か隠していると確信する加納と浅輪。
すると馬場と柏木がもめていたという証言が!!!

そして香奈子の関係者・高橋裕子への聞き込みで、
香奈子が妊娠していると分かってくる。。。。
馬場が、城戸に言い寄っていたと言うことも。


敬称略


あいかわらずの情報過多ではあるが、

それでも、ミスリードとなる人物たちと
真犯人との間に、類似する事件で、関係を持たせたことで

動機。。。が明白となり、
ここ最近の、不必要なミスリードがてんこ盛りのエピソードよりは

内容に一貫性があり、分かりやすくて良かったと思います。


それに、
少し捻っている表現もありますが、
『9係』の面々のキャラもそこそこ描いていますし。
そんなクセモノを係長が手綱を引いている印象を受ける物語でしたし。

薄めではあるが、チームとしての“らしさ”は見えた感じだ。


個人的な印象では、
今シリーズ中で、もっとも“9係”だったような気がします。

まあ。。。キャラ表現では、物足りない部分もあるし
エピソードが、“木8”の刑事モノに似ているのも気になるが。

それでも
無理にミスリードを盛り込むよりも、これくらいがちょうど良いと思います。


楽天ブログ
第10話 

これまでの感想
第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話