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HUNTER~その女たち、賞金稼ぎ~ 第5話

2011年11月08日 22時54分18秒 | 2011年ドラマ

『余命僅か老刑事の願い…時効が生んだ無念』

内容
常連客のひとり“先生”と呼ばれる大岩省吾(柄本明)が、来店中に吐血。
救急車で搬送される大岩に付きそう黎(米倉涼子)
入院の手続きで住所を書こうとしても、全く分からず。
そこで思い切って、持っていたカバンを開けると。。。。。
瀬谷利夫(諌山幸治)という警察官が殺された事件の古びた手配書が出てくる。
そして一緒にあった手帳には、たくさんの情報がぎっしり!
話を聞くと、、、大岩は、5年前に定年で退職した刑事だった。
20年前の事件ですでに時効を迎えているのだが。死ぬ前に解決したいという。
その大岩の思いを受け、黎は申し出る。
「私たちに捜査させて下さい!」

が。。。
和美(堀内敬子)は、金にならないと猛反対。
そこで、犯人が拳銃を奪っていることから、子供に危害を加えるかもと説得。
純(桐谷美玲)真知子(戸田恵子)も、渋々了承する。

純たちが聞き込みに行っている間、黎は権藤(谷原章介)に協力を求めるが
素人が解決できるなら、迷宮入りしないと大岩と同じ事を言われてしまう。

そのころ、聞き込みを続ける純、和美。そしてパソコンで調査する真知子。
しかし新たな情報は浮かび上がらず。手がかり無し。
一方で、黎は、瀬谷に母から話を聞くのだが、
「過去をほじくり返さないで欲しい」と言われてしまうのだった。

仕方なく、手がかりがなかったと病室の大岩に伝えに行く黎と純。
すると大岩は
「多くの人の人生を変えてしまった人間の顔を見てみたい」と告げる。

新たに決意を固める黎たち。
とはいえ、手がかりがないままで、どうして良いか分からず。
そんなとき、春(川島鈴遥)が。。。。子供と大人の違いを話したことで、
黎は、20年前に子供だった
武藤ひとみ(原幹恵)と友人の恵利子(岡本玲)から話を聞くことに。
すると事件の時、事件現場の神社で遊んでいたらしく、
いつも遊んでくれた楢崎修という人物が、神社にいたと判明する。

敬称略



まさか、金にならない事件。。。それも時効事件を扱ってくるとは!!

もうすでに、何でもアリになっている今作なので、
これはこれで良いでしょう。

いや、良いと言うことにしておきます。


実際のところ。
毎回事件を解決したりする不自然さか?それとも毎回金を稼ぐ不自然さか?
または
バウンティハンターなのに、こんなエピで良いの?という不自然さ。

どれを選択すべきなのか??と言う事なのだろう。

まあ。ドラマなので、
結果的に、何をやっても現実と比較するので、不自然は不自然。
だからこそ『ドラマ』なのですけどね。

何が重要かを考えていけば、
素人という設定がある以上、無理に金稼ぎするより、難事件を解決するより、
ある意味、日常の中から“何か”を解決する方が、適切なのかもしれません。

たとえ、最終的に、事件を解決したとしてもね。


たとえば、今回にしても、
事件を解決した“きっかけ”は、素人の黎たちだからこそ、
警察では、信用されなかった子供の証言を取り上げることに成功している。

これは、玄人ならばあり得ないことだ。

そういう意味では、
“素人”という設定を、かなり上手く利用したと言えるでしょう。


ココが今作の魅力でアリ、今作の違和感であるのは間違いない。

当然、好みの問題。。。ですけどね。

ただこれ。。。あくまでも、もしも。。。なのですが

“もしも、ハンターというタイトルでなければ”

もしかしたら、もっと素直に見ることが出来るのかもしれませんね。


《小料理屋・井坂黎の事件簿》

で十分成立しますよね。






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第5話