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水戸黄門 第43部 第2話 人情長屋で待つ女

2011年07月11日 20時54分22秒 | 2011年ドラマ

『人情長屋で待つ女・品川』

内容
将軍・綱吉(風間トオル)から、
御狩り場近くの椿御殿へ呼び出しを受けた老公(里見浩太朗)
名代として、伊勢神宮に参詣して欲しいと言う。
ただ真の意は違った。民の暮らしを見てきて欲しいと言う依頼だった。
「御政道とは民のためにあり。民を苦しみから救い、民栄えてこその国家なり」
と老公から教わっていた綱吉。。。。その思いを遂げんがためであった。
綱吉の思いを快く引き受けることにする老公。

御殿を後にした老公は、助さん(東幹久)格さん(的場浩司)と合流し、
東海道を品川宿へと歩を進めていく。

しかし、品川で宿探しをしていた八兵衛(林家三平)だったが、
江戸で行われている夏祭りの余波で、宿が見つからなかったと語り出す。。
ただ1件だけ“大松屋”という宿だけ、ナントカなったと自慢気な八兵衛。
すると話を聞いた茶店の主人・おせん(池上季実子)は、
“やめときな!身ぐるみをはがされるのがオチだよ”と注意する。

大松屋は、町の元締めをする大松助五郎(菅田俊)が商っている宿。
昔、大松組は、情け深く良かったのだが、
先代を殺し、組を乗っ取った今の助五郎になってからは、
町衆に酷いことばかりをして、大松組に昔の面影はなかった。。
今では嫌がらせをして長屋などから人を追い出し、遊郭を作ろうと画策中という。

おせんから事情を聞いた老公は、町で横暴が行われていることもあり、
おせんの住む長屋に世話になることする。

一方、老公に命で助五郎を調べはじめた弥七(内藤剛志)楓(雛形あきこ)は、
道中奉行の平山外記(鈴木一功)と助五郎が結託していることをつかむ。
そんななか、助五郎の命を狙う男(永島敏行)を見つけた2人は、
犯行をなんとか未然に防ぎ。。。。。。

同じ頃、老公は、おせんと同じ長屋に住む女性おとら(野口すみえ)から、
おせんが夫・英次を待ち続けていると知る。
先代の大松親分(白川孝次郎)殺しで、濡れ衣を着せられた英次は、
3年の所払い。
そろそろ3年となり、つとめを終え帰ってくるらしいと分かる。
駆け落ちをしてきたというおせんと英次。
おせんの夫への健気な思い、、、そして自分達への心遣いに心うたれる老公。

やがて、英次の事件に真相。。そして助五郎らの陰謀を知った老公は。。。。。


敬称略


今回は、品川

東海道、、、一つ目の宿場。
劇中の説明でもあったが、たった2里の旅である。

とはいえ、
短いからこそ、将軍・綱吉からの依頼を上手く混ぜ込むことが出来た感じですね。

通常なら、旅の道中を表現するため
多少なりとも時間を割きますから。

これはこれで、
旅の始まりとしては、良い始まりたっだと思います。



旅の目的自体も、代参という、
今までのシリーズ中にもあったお話ではありますが、

それを超えてきたのが良いところですね。

そう。
老公から教えてもらったことを実践!
しようにも、、、自分の身では出来ない。。。ならば、老公に依頼!

民のために働いて欲しい。

まさに
『水戸黄門の世直し旅』のはじまりですね。


考えてみれば、
前シリーズでは、目的が息子のいる高松行きという
今までもあったカタチではありますが、少し無理があった印象であった。

とはいえ、助さん、格さんを入れ替えて
ホントの意味での新シリーズが始まったと考えれば、これはこれでokだった。

だが、今シリーズ。
どうしても旅の目的を作るのは難しい。

劇中でも語られているように、
いくら、初めての旅で旅の楽しさを知ったとしても!!

それを行ってしまうと、リニューアルの意味合いが消えてしまいます。

だったら。。。。。将軍・綱吉からの依頼であれば、納得出来るというもの。


今回のネタ自体は、よくあるネタなので、特に言うことはないが。

旅の始まりをシッカリ描いたのは、
時間が短くても、かなり良いことだったと思います。

民の暮らしの説明などを含め、説明染みた印象が一部にあったのも、
その流れからなのでしょう。

もしかしたら、今シリーズは、
そう言った丁寧さも売りにしようとしているのかもしれませんね。


次回は、平塚

あ。。。以前の将軍様登場ですね。


これまでの感想

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