「前を向き生きる覚悟僕は負けない!」
内容
恵(多部未華子)に別れを告げた夜。
拓人(三浦春馬)は、事情を先輩の向井繁之(斎藤工)に知られてしまう。
話す必要は無いと伝え、その場を去って行く拓人。
そんななか拓人は、守(風間俊介)に病気のことを告白する。
そして親に話していないだけで無く、恵は知られたくないと伝えるのだった。
そのころ繁之とウォーキングをしている恵を見た母・翔子(浅田美代子)は、
恵から拓人別れたと知らされる。
すると翔子は、なぜ、あの日、拓人がやって来たのか、引っ掛かりを覚える。
そんなある日、拓人が帰宅すると、母・佐和子(原田美枝子)がいた。
弟・陸人(野村周平)が大学に言っていないことを心配してやって来たという。
なぜ、気づかないのかと。。。責められてしまう拓人。
翌朝、ふたたび、母から陸人を見て欲しいと言われた拓人は、
陸人は医者に向いていないと告げたところ、
逆に、自分の将来をもっと考えろと言われてしまう。
そんな母に困惑する拓人は。。。“母さんは、ちゃんと見てんの?”と。。。
しばらくして、拓人は、身体の自由が利かなくなっていると感じはじめる。
職場の同僚の目も気になり、ついに。。。
敬称略
え!?
開始15分で、まさかのネタフリに、驚いてしまった。
“そういう方向”に行くのは分かっていたことだが。まさかね。。。
“どうして、肩もみなんて”
“今なら出来るから”
中略
“俺、将来のことは考えられない。
でもちゃんと、生きるから。
ホントに丁寧だね。
細部に至るまで、描き込まれている。
素晴らしいですね。
最も好感が持てるのは、描く部分をシッカリ絞り込んでいること。
そして、比較対象で、それ以外を描くことはあっても、
描写に無駄な部分がほぼ無いことである。
テーマがぶれず。無駄が無く。登場人物のキャラ描写の丁寧さ。
人間関係のバランス。。そして見事な“間”。
あらゆる部分で見事としか言いようが無い。
さて、ここからだよなぁ。。。