『希望の歌よ、響け!!舞い戻った伝説の女』
内容
由芽市では、井坂清忠(岸部一徳)市長により
安見市との合併計画が進められていた。
そして音楽堂を取り壊し、県内最大のゴミ処理上の建設を目論んでいた。
その計画をなんとかしようと森香奈絵(久野綾希子)は、
かつてのような“シャンソンズ”の復活を考えはじめ、
中心メンバーのひとり・井坂忠子(石田ゆり子)に打診。
市職員でもある夫・哲郎(小泉孝太郎)は、市長が義父ということもあって
猛反対するのだが。。。。。
忠子が声をかけて集まったのはたった2人。
馬場みぞれ(大島蓉子)皆川玉子(菊地美香)だけだった。
すると香奈絵は、
ブロードウェイからコーチを呼んだと倉坂澪(天海祐希)を紹介する。
だがあまりの唐突なことに、澪自身は話と違うと戸惑いを覚えていた。
友人の熊園桜(濱田マリ)に愚痴りながらも、渋々コーチをすることにする澪。
忠子、みぞれ、玉子に歌ってもらうのだが、散々な状態に衝撃を受ける。
人数も少なくて、どうにもならないと香奈絵に告げたところ、
いきなり、忠子たちは、新メンバー集めを始め。。。。。。
オーディションにやって来たのは、元ヤンキーの羽田南(福原美穂)
市役所受付嬢の桜井玲奈(片瀬那奈)
就活失敗中の大学生の野々村まひる(大島優子)
そして、、、、男!?の。。。高垣忍(千葉雄大)
とりあえず、みんな合格で“新生シャンソンズ”が誕生する!!
しかし、練習は、散々で。。。。。
お隣の安見市の合唱団メンバーには馬鹿にされてしまう。
すると澪は、戦いもしないで逃げるのは嫌いと、気合いを入れ練習を開始!
そんな折、エージェントのピート佐藤(草刈正雄)からクビを言い渡され。。。。
敬称略
公式HP
http://wwwz.fujitv.co.jp/princessofthefrog/
脚本は、吉田智子さん。
お話自体は、
町の合唱団の復活を試みるため呼ばれたコーチは、ブロードウェイから。
でも、実はコーチ。。。挫折していて。。。。
って感じだ。
まあ、主人公に、脇役に。。と、
色々と重ねてドラマを作ろうとしているのは分かります。
ちょっと劇的に。。なんていうラストがあるのだろう。
ただ残念ながら、ビミョーに空回りしていますね。
キャスティングから、期待しすぎていたのこっちも悪いが。。。。
でも、
明らかに作られたセリフ優先の雰囲気が漂いすぎていて、セリフてんこ盛り!
ドラマの中にメリハリがなくなり、盛り上がりに欠けている。
気がつけば、天海祐希さんが歌って踊っているだけで、
“なんのプロモーションビデオなんだ!?”っていう感じになっています。
キャラひとつとっても同じだ。
たしかに、オーディションで集められたかも知れないが、
ドラマであるならば、
もう少し関係者が、顔見知りであっても良いわけだ。
そうすれば、vsコーチという部分での一体感も生まれるが、
そういうコトをせずに、みんな好き勝手。
ドラマだから、そこからひとつになっていく!
なんて言うことを言いたいのかも知れませんが、
描くことは、それ以外にもたくさんあるんですよね。
合併話、それに関わる音楽堂の話。
それ以外にもアレコレと人間関係を入れている。
澪、忠子に関連する設定ひとつとっても複雑すぎる印象だ。
そう。ネタフリが多いのに、
劇中の展開も描きすぎて、ドラマにまとまりがないから、
向かっている方向が、全く見えない状態なのである。
結局、何を描きたいんだろう???
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第1話