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おやじの背中 第二話

2014年07月20日 21時51分05秒 | 2014年ドラマ
「ウエディング・マッチ」

内容
元プロボクサーの青木草輔(役所広司)は、
娘・誠(満島ひかり)に恋人がいると知れば、そのデートを邪魔して追い払い、
誠とボクシングでオリンピックを目指してきた。
そんな父に反発しながらも、誠もトレーニングを続けてきた。

ある日のこと、
誠は、その父・草輔に高城亜利沙(山本美月)という恋人がいると知る。
それも。。。自分より年下の恋人。。。
草輔を問い詰めると。。。結婚の約束をしているという。
まさかの父の態度に、ボクシング三昧の誠は、怒りをぶちまける。
明日は、オリンピック選考会。。。最も大事な時期なのに。。と。
だがお互いに、色々なモノをぶちまけて、トレーニングを再開。
そして。。。。翌日。。。。。。惨敗だった。

1年後、誠は、家を出た母・佐知子(浅田美代子)との約束どおり、
ボクシングを辞めていた。
久々に父のジムを訪ねる誠。
明日の結婚式には、必ず出席するようにと言う話だった。
大丈夫だという草輔。
「お父さん、28年間。。。」
誠に最後まで言わせず、草輔は誠を帰らせようとする。
だが。。。ついつい、トレーニングでコミュニケーションをとる2人。
そして、別れ際。
父は告げる。
「また、オリンピック目指しなさい。明日から練習しなさい」と。

敬称略




今回の脚本は、坂元裕二さん。

設定、展開、セリフ。。。。まさに坂元節と言っていい世界観、作品ですね。

ほんと、色々な作品が脳裏をよぎりました。

でも、それが作風というモノですから。

この《おやじの背中》では、毎回、そんなことが起きてしまうのでしょう。


今回の演出は、鶴橋康夫さん

演出が誰か?と言う部分よりも、

前回と演出が違うことに、安心感を覚えました。

なにせ、

脚本と俳優は、毎回違うとアピールしているけど、

演出がどうかは、なぜか、アピールしていない今作。

ドラマにとって、
脚本、俳優だけで無く、演出も重要なのは言うまでもありません。

違うだけで、ひと安心。


きっと、好みはあるだろうけど、

これで、毎回楽しむことが出来ると確信出来ました。



“夢を見るのって、刑務所に入るようなモノだったよ”


さて、話は。

二人三脚で夢のオリンピックを目指してきた父娘。

だが。。。。失敗。

1年後、夢を捨て、普通の女の子として生き始めた娘。

ついに結婚となったが。。。。


って感じだ。


ネタ自体は、ベタな話ですが。

脚本、演出。。そして俳優が、良い感じで噛み合って

それぞれの個性を際だたせた、面白い作品に仕上がっていたと思います。

こういうのが“らしさ”っていうんでしょうね。

“あなたには、分からないと思う”

という。。。親子2人だけの世界。

今作の目指すオムニバスってところかな。