レベル999のgoo部屋

2011年4月に、、、本店の1つに格上げ
トラックバック、コメントも受け付けています。

世界一難しい恋 第4話

2016年05月04日 22時57分10秒 | 2016年ドラマ


「恋愛師匠の必勝指令で一泊旅行…遂に愛の告白でアタマ真っ白」

内容
舞子(小池栄子)は、10年前のコトを思い出していた。
イギリスでホテル経営者を育成する学校に通っていた零治(大野智)が、
父・幸蔵(小堺一機)に泣き付かれ、実家の“鮫島旅館”に呼び戻されたのだ。
破産寸前の旅館を、要不要を明確にし、2ヶ月後には、立て直したのだ。
その凄腕を聞きつけ、全国の旅館、ホテルから再建依頼。
ホテル経営という夢へ向けて、動き出した零治。
が。。。零治にトラブルが発生し、頓挫しかけてしまう。
原因は、仲居として働く舞子の不倫だった。
舞子が旅館を辞めようとしたのを、零治が声を掛け。。。。
その能力を買われた舞子は、零治がホテル設立後、秘書となった。
そして。。。。8年。零治に恩返しをしたいと、全力で恋の応援をしていた舞子。

そんななか、零治は、
自称、社内恋愛のエキスパートの和田(北村一輝)に弟子入り。
どうせ、上手くいくわけが無いと口では言いながらも、
和田の指導どおりに、零治は行動をはじめる。
早速行ったのは、美咲(波瑠)に好きな色を尋ねること。
この質問で、相手がどの程度、自分に興味を持っているかが分かるという。
“緑”だと答える美咲に、“脈アリ”を感じた零治は上機嫌になるのだった。

それをきっかけに、零治は、和田の指南通り、
美咲とふたりっきりになろうと計画。
舞子が、新しいホテルのレストランのリサーチをすることを提案。
だが、美咲を選ぶ必然性が無かった。
すると、石神(杉本哲太)が、くじ引きをすれば良いと告げる。
美咲に当たりくじが来るようにすれば良いだけだと。。。。


敬称略

 

完全に“ラブコメ”を描ききりましたね。

前回までは、

零治に、舞子、石神が、アドバイスでしたが。

そこに、ライバルでもある和田が参戦。

零治に3人が、それぞれの“らしさ”でアドバイス。

それぞれのキャラも分かり、役割分担も明確で、お見事と言って良いでしょう。

これ、良く出来ているのは、

初回では、際だたせすぎた美咲を、

2回目から、零治の恋愛対象者としてだけしか、描いていないことだ。

余計なことを描くと、話がブレますからね。

これだけで、

かなり、完成度を上げてきたと断言できます。


で。そんな、完成度の高いストーリー。

緩急をハッキリさせた演出。

そして、俳優さんたちが、シッカリと演じきる。

見事な三位一体である。。


今作が凄いのは、かなりシリアスな恋バナであると同時に、

コミカルな部分。。。ラブコメでも、シッカリ成立させていること。

それらは、主人公の二面性があり、

そして、舞子、石神、和田を丁寧に描いているからこそ、出来るのだ。

当然、大野智さんの素晴らしい演技が、あるのは、言うまでもない。


そして、最も凄いのは、そんな恋バナを描きつつ、

主人公の仕事の話まで描いていること。

言ってみれば、主人公の“三面目”なのだが。

大野智さん、そこまでも演じきってますよね。ほんと凄い。

 

最後に、ラストの数分は、ほんとお見事ですね。

シチュエーションは違うけど、和田の指南に酷似した状態で。。。。。(笑)

まさに不器用な男の恋バナである。